ガンズ・アンド・ローゼズの元ドラマーであるマット・ソーラムはバンドの再結成から外れたことについて語り、当初よりも「だいぶ落ち着いた」と述べている。
マット・ソーラムはオール・デイ・ヴァイナルによるポッドキャストに出演して、ギタリストのスラッシュとベーシストのダフ・マッケイガンが復帰して以降、ガンズ・アンド・ローゼズと共演する可能性はあったかと訊かれている。
「一緒にやらないかと誘われたんだけど、自分から断ったんだ」とマット・ソーラムは語っている。「やる意味があると思えなかったんだよ。だって、どうだい? 2曲ぐらいやって、どうする? 音楽をミュージシャンとやるわけだからね」
「でも、クールだよね。何をしていようとクールだと思う。自分は今もまだ旅人という放浪者の夢を生きている。紆余曲折を経て、今いる場所が好きなんだ」
マット・ソーラムは再結成から外れたことについては「だいぶ落ち着いた」と続けている。「正直、最初は変な感じだったんだ。『分かった。再結成だね。再結成を成功させよう』と思っていたんだけど、そうはならなかった。だから、当初と較べると、だいぶ落ち着いたよ」
マット・ソーラムは再結成から外れたことについてザ・ビートルズのリンゴ・スターから連絡をもらったことも明かしている。「電話をくれて、そのことを話した人がいたんだけど、それがリンゴ・スターだったんだ。彼が『パーティーには誘われなかったのかい?』と言うから、『そうなんだよ。誘われなかったんだ』と答えた。分かると思うけど、パーティーに誘われなかったら、引っかかるだろ。まさにパーティーに誘われなかった感じだったんだ」
マット・ソーラムは次のように続けている。「でも、そうしたらリンゴ・スターはジョン・レノンとポール・マッカートニーとの話をしてくれたんだ。『彼が話をしてくれて、ジョン・レノンのことを話してくれたのか。これはクレイジーだ』と思ったね。それはまさに世界が味方についてくれたようなものだった。リンゴ・スターとパーティーに誘われなかったことについて電話で話したんだ。『これだ』という感じだったね」
先日、ガンズ・アンド・ローゼズは2025年に中東とヨーロッパを回るツアーを行うことを発表している。
24公演に及ぶツアーはサウジアラビア、ジョージア、リトアニア、ルクセンブルクで初めて公演を行うものとなり、パブリック・エナミー、ライヴァル・サンズ、セックス・ピストルズ&フランク・カーターがサポート・アクトを務める予定となっている。
ツアーは5月23日のサウジアラビア公演を皮切りにUAE、ジョージア、ポルトガル、スペイン、イタリア、チェコ、ドイツ、UK、デンマーク、ノルウェー、スウェーデン、フィンランド、ポーランド、セルビア、ブルガリア、オーストリア、ルクセンブルク、ドイツを回るものとなる。
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