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U2のドラマーであるラリー・マレン・ジュニアは算数障害と診断されたことを明かしている。

ラリー・マレン・ジュニアは『タイムズ・ラジオ』のインタヴューでその症状について語っており、音楽に合わせてカウントするのが非常に難しく、ライヴ中に苦しい顔になることを明かしている。

「数字を扱う時にしっくりこないというのは常に分かっていたんだ」とラリー・マレン・ジュニアは語っている。「計算するのが苦手なんだ。そうしたら、最近、算数障害があるということが分かったんだよ。ディスレクシアの別症状なんだけどさ。数えたり、足したりできないんだよ」

「だから、小節を数えようとすると苦しいんだ」とラリー・マレン・ジュニアは続けている。「そのためにはどうすればいいのかを考えなければならなかった。自分にとっては小節を数えるのはエレヴェストを登るようなものなんだ」

イギリスのディスレクシア協会によれば、算数障害は「数字を理解する上での特異的かつ持続的な困難であり、数学における多様な困難につながる可能性がある」としている。あらゆる年齢層、教育レベル、能力の人々にわたって発症し、人口の約6%に相当するという。

ラリー・マレン・ジュニアは2026年にツアーを行うことを考えているU2がサウンド面で変化のある新曲に取り組んでいることも明かしている。「いつもやっているものにはならないと思う」とラリー・マレン・ジュニアは語っている。「違ったものになればと思っているんだ。でも、何らかの形で戻ってこられることに興奮しているよ」

先月、U2のギタリストであるジ・エッジはドラマーのラリー・マレン・ジュニアとスタジオに入ったことを明かしていた。ラリー・マレン・ジュニアは怪我と手術からの回復のためにラスベガスでの連続公演に参加していなかった。

ジ・エッジは次のように語っている。「U2はラリー・マレン・ジュニアがいると素晴らしいんだ。彼とはスタジオに入って、いい感じだった。気楽にやっているけど、ドラムの椅子に彼が戻ってきたんだ。一緒にレコーディングをやっているんだよ。年内でもう少しやることになるんじゃないかな」

2022年にラリー・マレン・ジュニアは「肘、膝、首」を痛めて、新型コロナウイルスのパンデミックの間に「診てもらうことになった」として、U2のツアーに当分の間は参加できるかどうか分からないと語っていた。

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