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リンゴ・スターは新たなインタヴューでニュー・アルバムについて語り、「このアルバムの自分の声が好きなんだ」と明かしている。

リンゴ・スターは2025年1月10日にカントリー・アルバム『ルック・アップ』をリリースすることが決定している。本作はプロデューサーのT・ボーン・バーネットと共に取り組んだカントリーのプロジェクトとなっている。

ロンドンのサード・マン・レコーズで開催された試聴会でリンゴ・スターは「このアルバムの自分の声が好きなんだ」と『ザ・サン』紙に語っている。

リンゴ・スターは次のように続けている。「すべての曲が気に入っているんだよね。どの曲も自分のキーに合っているんだよ」

アルバムについてT・ボーン・バーネットは次のように語っている。「彼は素晴らしいシンガーなんだ。リンゴはロックンロールの歴史でも最高の二人のシンガーがいるバンドにいたから、みんな真剣にシンガーとしては捉えていないけど、彼が歌った“What Goes On”や“Act Naturally”、“Honey Don’t”といった曲を聴けば、ザ・ビートルズでも素晴らしいカントリー・ソングをやっているんだよ。リンゴ・スターというのはカウボーイの名前だけど、それは彼が子どもの頃にカウボーイになりたかったからなんだ。あの頃はみんなそうだった。ジーン・オートリーになりたかったんだ」

リンゴ・スターはT・ボーン・バーネットが書いた曲について「これまで聴いた中でも最も美しいカントリー・ソングの一つだったんだ。それで『カントリーの作品を作ってみよう』と思ったんだ」と語っている。

一方、リンゴ・スターはサム・メンデスが手掛けるザ・ビートルズの伝記映画で自身のことをバリー・コーガンが演じることについて見解を語っている。

『エンタテインメント・トゥナイト』のインタヴューを受けたリンゴ・スターはバリー・コーガンが自身を演じることへの見解を訊かれて、次のように語っている。「素晴らしいと思うよ。彼はドラムのレッスンを受けていると思う。やり過ぎないでほしいと思うけどね」

このプロジェクトはポール・マッカートニー、リンゴ・スター、ジョン・レノンとジョージ・ハリスンの家族とアップル・コアが劇映画のために音楽を使う権利と生涯を描くことに許可を出した初めてのものとなっている。

ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメントが資金面と配給を担当するこのプロジェクトは2027年の公開が予定されている。「公開間近にその詳細が発表される予定ですが、公開日程は革新的で画期的なものになるでしょう」と声明には記されている。

プロダクション・リストからの情報によると、第1作は2025年7月にロンドンで撮影が開始される予定となっている。

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