ポール・マッカートニーはリドリー・スコット監督によれば噂通りザ・ビートルズの伝記映画ではポール・メスカルが彼のことを演じることになるという。
4本の伝記映画のプロジェクトは今年2月に発表されており、メンバーそれぞれの視点で描かれるザ・ビートルズの物語になるという。今回のプロジェクトはザ・ビートルズ側が劇映画のために音楽を使う権利と生涯を描くことに許可を出した初めてのもので、「歴史上最も偉大なバンドの物語を語る」ものになるとされている。
映画は2027年に世界公開される予定で、プロデューサーは声明で次のように述べている。「公開間近にその詳細が発表される予定ですが、公開日程は革新的で画期的なものになるでしょう」
キャストについては正式発表されていないものの、ポール・メスカルがポール・マッカートニーを、ハリス・ディッキンソンがジョン・レノンを、バリー・コーガンがリンゴ・スターを、チャーリー・ロウがジョージ・ハリスンを演じると報じられている。
今回、『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』でポール・メスカルと仕事をしたリドリー・スコットは現地時間12月10日にクリストファー・ノーランとの対談でポール・メスカルがザ・ビートルズの伝記映画に関わっていることを明かしている。
クリストファー・ノーランが次回作『ザ・ドッグ・スターズ』でもポール・メスカルと仕事をしたいかと尋ねると、リドリー・スコットは「そうだね」と答えている。「そうなればいいけどね。ポールは次はザ・ビートルズの作品をやっているから被っているんだ。そうなると、彼は諦めないといけないかもね」
ポール・メスカル自身も先月『エンタテインメント・トゥナイト』に対してザ・ビートルズのプロジェクトについて「この作品に参加できるなんて信じられないような話だよ」と語っている。「サム・メンデスが監督を務めるという事実が本当に夢が叶った感じなんだ」しかし、ポール・メスカルは映画に出演する契約をしたかどうかという質問には答えていない。
先日、リンゴ・スターはバリー・コーガンが自身を演じることを実質的に認めている。『エンタテインメント・トゥナイト』のインタヴューを受けたリンゴ・スターはバリー・コーガンが自身を演じることへの見解を訊かれて、次のように語っている。「素晴らしいと思うよ。彼はドラムのレッスンを受けていると思う。やり過ぎないでほしいと思うけどね」
『1917 命をかけた伝令』、『007 スカイフォール』で知られるサム・メンデスが4本すべての監督を担当する予定となっており、撮影は2025年7月から始まると報じられている。
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