リアム・ギャラガーは飼い主に捨てられた犬を引き取り、それを可能にしたタイの動物保護団体への資金を募ったことでPETAの賞を受賞している。
リアム・ギャラガーは昨年、元の飼い主から「十分に面倒をみてもらえず」ジャングルに捨てられた「バトン」と名付けられた保護犬をタイの保護施設から引き取っている。
リアム・ギャラガーは保護施設の「ハッピー・ドッゴ」で「バトン」を見つけたとのことで、動物保護団体のナイル・ハービソンは申請をしたのがリアム・ギャラガーであることに気づいて驚いたと語っている。バトンは9500kmを移動して、UKの新たな自宅に到着することとなっている。
リアム・ギャラガーはバトンを引き取ったことで新たに家族の一員が加わり、ツアーに出たくないという思いも口にしている。リアム・ギャラガーはタイで犬を保護する活動に25000ポンドの資金も募っている。
ナイル・ハービソンはリアム・ギャラガーの行いを受けて「世の中、悪いことばかりじゃない」とツイートしている。この動物保護団体は毎月1000頭の犬を救うことを目標にしている。
今回、バトンを引き取ったことによる認知向上とチャリティ活動が認められてリアム・ギャラガーはPETAの「ストライク・ザ・ライト・コード・フォー・アニマル・アウォード」賞を受賞している。
PETAによれば、捨てられて飼い主を失った犬や猫の数が急増しており、有名人もペットの引き取りよりも血統書付きのペットの購入を選びがちであることをUKの動物保護施設が報告する中での今回の受賞となっている。
「素敵な犬とリアム・ギャラガーに愛が注がれますように。リアムの動物に対する思いやりのある行動は彼の多くのファンに素晴らしい模範を示すものです」とPETAのエリーザ・アレンは述べている。「愛する家族を切実に必要としている犬に心を開き、家に迎えた彼を評価できることを嬉しく思います。PETAはみなさんに購入せず、引き取ってもらうことを求めています」
リアム・ギャラガーは受賞を受けて次のように述べている。「賞をありがとう。バトンを救済できたことは自分たちのした最高の決断だったよ。俺たちの暮らしや会う人みんなに多くの幸せをもたらしてくれるんだ」
「バトンを飼えてラッキーだったよ」とリアム・ギャラガーは続けている。「夢中なんだ。飼い主に捨てられた犬を引き取ることをオススメするよ」
オアシスは長く待ち望まれていた再結成が実現することが発表されており、来夏にUK&アイルランドで大規模な公演が行われることが決定している。その後、再結成公演は北米、南米、オーストラリア、韓国、日本でも公演が行われることも発表されている。
先日、リアム・ギャラガーはオアシスのニュー・アルバムについて「落ち着いてほしい」と自身の発言についての見解を語っている。「制作中のオアシスのアルバムなんてないんだ。振り返りながらの冗談だったんだよ。なぜかというと、最近はみんな、ちょっとピリピリしているからな。怒らせてしまったのなら謝るよ。でも、まあ、笑い話なんだ」
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