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サルフォード・ラッズ・クラブは今年閉鎖の危機が迫っていたが、閉鎖を免れたことが明らかになっている。

サルフォード・ラッズ・クラブはロバート・バーデン・パウエルによって1904年に創立された施設で、当初は男子用の施設となっていたが、今はどんな若者も利用できる。

ザ・スミスが1986年に発表したサード・アルバム『ザ・クイーン・イズ・デッド』のスリーヴに写真が使われていることで知られるサルフォード・ラッズ・クラブだが、『ピーキー・ブラインダーズ』、『ラスト・タンゴ・イン・ハリファックス』、『ミセス・ビッグス』、『コールド・フィート』、『ブルー・マーダー』といったドラマや映画にも登場している。

しかし、先月、閉鎖の危機に直面しており、事業を続けるには11月中旬までに25万ポンドの寄付が集まる必要があることが明らかになっていた。

今回、インスタグラムの投稿でサルフォード・ラッズ・クラブは目標の寄付額が集まったことで、運営が続けられることが発表されている。

サルフォード・ラッズ・クラブは次のよう述べている。「やりました! サルフォード・ラッズ&ガールズ・クラブは正式に閉鎖を免れました。支持者の途轍もない寛大さのおかげで、目標額の25万ポンドを達成して、この由緒ある建物の扉は若者や地域のために開かれることになります」

「歴史的なコンサートから青少年活動を通じて人生を変えることまで、このクラブは希望、文化、つながりの道標として存在してきました。今回の寄付で今後の世代にもそうした影響を与えていくことができます」

「光を灯し続けるために援助してくれた、あらゆる個人、企業、パートナーに心から感謝します。これは私たちの勝利であると同時に、みなさんの勝利です。地域が団結すれば、何が可能かを示すことになりました」

ゴーファンドミーのページには多くの人から寄付が寄せられただけでなく、有名人からも多額の寄付が寄せられており、例えばモリッシーは50000ポンドを寄付している。モリッシーがサルフォード・ラッズ・クラブを支援するのは今回が初めてではなく、2007年には建物の必要なメンテナンスを行うために20000ポンドを寄付している。

1940年代から50年代にかけて幼少の頃にサルフォード・ラッズ・クラブで過ごしていたグラハム・ナッシュは10000ポンドを寄付しており、ノエル・ギャラガーはギターをオークションに出品したほか、オアシスの展覧会も開催している。

コーティナーズやサルフォード生まれであるザ・シャーラタンズのティム・バージェスも寄付を行っている。

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