グレイトフル・デッドのメンバーはフィル・レッシュが亡くなる前に結成60周年を記念した再結成を計画していたことを明かしている。
グレイトフル・デッドの結成メンバーのベーシストであるフィル・レッシュは10月に享年84歳で亡くなっている。フィル・レッシュの訃報はソーシャル・メディアで発表されており、「穏やかに亡くなりました」として「彼は家族に囲まれ、愛に満ちていました」と述べられている。
CBSの『ディス・モーニング』でアンソニー・メイソンのインタヴューを受けたボブ・ウェア、ビル・クルーツマン、ミッキー・ハートはフィル・レッシュと共に結成60周年を記念した再結成を考えており、リハーサルの日程が決まっていたことを明かしている。このインタヴューはフィル・レッシュが亡くなった5日後に行われたという。
「もう一度、彼と一緒にやれたらと思っていたんだ」とビル・クルーツマンは語っている。「だから、本当に悲しかった。彼も一緒にやりたいと思っていたことが分かるからね」
「話し合ってはいたんだ」とボブ・ウェアは続けている。「事実、一回集まって、明日曲を試してみようと思っていたんだ」
「やれたらと思っていたんだよね」とビル・クルーツマンが語ると、ボブ・ウェアは次のように続けている。「どうなるか見てみるつもりだったんだ。でも、4人でやろうと思っていたんだよね」
来月、グレイトフル・デッドは2024年のケネディ・センター名誉賞で表彰される予定となっている。
グレイトフル・デッドについては亡くなったジェリー・ガルシアの声が再現され、オーディオブックなどに使われる予定だという。
AIによって音声を扱う企業であるイレヴンラボはジェリー・ガルシアの遺産管理団体と協力して、その声を再現して、32の言語で使えるようにしたことを発表している。
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