マリリン・マンソンはエヴァン・レイチェル・ウッドに対する名誉毀損の訴訟を取り下げたことが明らかになっている。
マリリン・マンソンはエヴァン・レイチェル・ウッドに対して起こしていた名誉毀損の訴訟が棄却を命じられており、裁判費用を負担するよう判決が下されていたが、今回『デッドライン』によれば、マリリン・マンソンは32万5000ドルを支払うことに同意したという。
エヴァン・レイチェル・ウッドの弁護士は米『ローリング・ストーン』誌に対して次のように述べている。「本名をブライアン・ワーナーというマリリン・マンソンは多くの告発者の信用を失墜させ、低迷していたキャリアを復活させようと、売名行為としてエヴァン・レイチェル・ウッドを相手取って訴訟を起こしていました。しかし、エヴァン・レイチェル・ウッドを怖気づかせて黙らせようとする試みは失敗に終わりました」
マリリン・マンソンは2021年2月に元交際相手のエヴァン・レイチェル・ウッドによって性的虐待について告発されており、他にも12人以上の女性から告発されることとなっている。
マリリン・マンソンはエヴァン・レイチェル・ウッドによる最初の訴訟を受けて、2022年3月に「公の場でレイプ犯や虐待犯に」仕立て上げたとしてエヴァン・レイチェル・ウッドと友人のイルマ・ゴアを被告として訴訟を起こしていた。マリリン・マンソンは告発が「音楽やテレビ、映画での成功を収めたキャリアをふいにする悪質な嘘」があったとも述べている。
マリリン・マンソンはエヴァン・レイチェル・ウッドや他の女性からの告発を否定しており、「皮肉にも嘘で#MeTooのムーヴメントを現金化して搾取しようとしている」として「組織的攻撃」だと述べている。
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