Photo: GETTY

ザ・キンクスはディスコグラフィーのヒット曲をモチーフにした独自のティー・セットが発売されることが決定している。

ザ・キンクスは1963年に結成され、“Sunny Afternoon”や“You Really Got Me”といったヒット曲で一躍有名になっている。

ザ・キンクスは30年にわたる活動でUKロック・シーンを代表する存在となったが、その繋がりをさらに一歩進め、イギリスを代表する定番名物である紅茶のオリジナル・シリーズを発売することを発表している。

ディスコグラフィーにちなんだプレミアム・ルース・リーフ・ティーのシリーズはサセックス州でブレンドと焙煎されたもので、“Waterloo Sunset”、“Victoria”、“Autumn Almanac”といった商品がある。

「それぞれの曲の歌詞やテーマはブレンドやそれに伴うパッケージといった形で反映されており、違いの分かる紅茶愛好家にとっても様々な感覚を刺激する体験を生み出してくれるでしょう。ブラック、ハーバル、低カフェインの紅茶が揃っているので、1日のどんな時も、1年のどんな日も楽しむことができます。昼でも夜でも楽しめるのです」とプレス・リリースには記されており、これは1971年発表のアルバム『マスウェル・ヒルビリーズ』に登場する「Tea in the morning, Tea in the evening, Tea at supper time」という歌詞に言及したものとなっている。

様々なブレンド・ティーだけでなく、陶器のティーポットやティーカップ、特注のキンクスのティータオルも販売される。

紅茶は100g入りで価格は6ポンドとなっており、陶器やアクセサリーはすべて限定品で、12ポンドから50ポンドの価格となっている。

ザ・キンクスは再結成について長年にわたって噂されてきている。ザ・キンクスは正式に解散したことはないものの、レイ・デイヴィスとデイヴ・デイヴィスは長年にわたって難しい関係で知られていた。

昨年、ザ・キンクスは結成60周年を記念して2部構成の特別作品集『ザ・ジャーニー』がリリースされており、レイ・デイヴィスは『NME』の取材に応じている。

レイ・デイヴィスは「20曲ぐらい」の新曲に相当する音源があると語っている。「仕上げたい曲が2〜3曲あるんだ。それが完成したら、いろんなものをまとめていきたいと思うよ」

しかし、レイ・デイヴィスはザ・キンクスの再結成の可能性について「人知の及ばない」ものであるとして、「自分たちにふさわしい評価の公演」が決まった時に実現するだろうと語っている。

一方、デイヴ・デイヴィスは兄のレイ・デイヴィスとバンドを再結成することについて「楽観している」と語っている。

再結成はあり得るのかと訊かれたデイヴ・デイヴィスは『インディペンデント』紙に次のように語っている。「そう願いたいね。自分はやるよ」

「レイと僕はそのことについて話をしているんだ。可能性はあるよ」

2人の関係性についてデイヴ・デイヴィスは「僕らは問題ないよ」とも語っている。「サッカーの話をしているんだ。僕らは生まれも育ちもアーセナル・ファンだからね……今後については楽観しているよ」

広告 【独占配信】エミー賞®史上最多18部門受賞の歴史的快挙!真田広之主演&プロデュース「SHOGUN 将軍」をディズニープラスで見る

Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.

関連タグ