テーム・インパラのケヴィン・パーカーは「ジ・オーキッド」という新たなシンセサイザーを開発したことが明らかになっている。
ケヴィン・パーカーは10年以上にわたってこのコード生成ツールを開発してきたとのことで、ケヴィン・パーカーのテレパシック・インストゥルメンタルより12月から549ドル(約85,000円)で発売される。
今後の最新情報は以下のサイトで発表される。
https://telepathicinstruments.com/
トレイラー映像はこちらから。
「ジ・オーキッド」は音色オプション、内蔵スピーカー、MIDI出力ポート、充電式バッテリーを備え、わずか13鍵で簡単に使えることを売りにしている。
本機はポリフォニック・ヴァーチャル・アナログ・サブトラクティブ・シンセサイザー、モジュレーション用FMシンセサイザー、ヴィンテージ・リード・ピアノ・エミュレーターという3つのシンセが搭載されている。ユーザーはいくつかのモードで実験できるとのことで、理論的な予備知識のないクリエイティヴな音楽ファンでもこの楽器を使うことができると謳われている。
テーム・インパラはジャスティスの“Neverender”に参加しており、ケイトラナダとランパによるリミックスも公開されている。“Neverender”はジャスティスが今年4月にリリースした通算4作目となるアルバム『ハイパードラマ』に収録されている。
今年5月、ケヴィン・パーカーはテーム・インパラのカタログ音源の権利をソニー・ミュージック・パブリッシングに売却している。
ケヴィン・パーカーはソニー・ミュージック・パブリッシングとの提携について次のように述べている。「自分の曲の所有権を譲渡することについて決して軽くは考えていません。レコーディング・アーティストとして、ソングライターとしてこれまでの歳月やってきた血と汗と創造性の結晶です」
ケヴィン・パーカーは次のように続けている。「私はソニー・ミュージック・パブリッシングの家族に大いに愛と信頼を抱いており、ダミアン・トロッターをはじめとする世界各地の仲間との体験は素晴らしいものでしかありませんでした。ソニーほど安全な手に私の曲を委ねられることはないと思いますし、今後が楽しみで、どんな未来になるにせよ彼らと仕事を続けられることに満足しています」
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