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レディオヘッドはトム・ヨークとスタンリー・ドンウッドが手掛けたアートワークの新たな展覧会が開催されることが決定している。

オックスフォードにあるアシュモレアン博物館はトム・ヨークとスタンリー・ドンウッドによる新たな展覧会「ディス・イズ・ホワット・ユー・ゲット」を開催することを発表している。展覧会は2025年夏の開幕が予定されている。

「『ディス・イズ・ホワット・ユー・ゲット』はスタンリー・ドンウッドとトム・ヨークのヴィジュアル作品を一堂に集めた公共のギャラリーでの初の展覧会になります」とアシュモレアン博物館はインスタグラムで述べている。

「1985年にオックスフォードで結成されて国際的な評価を集めるレディオヘッドのために制作された絵画、ドローイング、デジタル・アートを含む120点以上の作品が展示されます」

この「マルチメディア」の展覧会は「ヴィジュアル・アートと音楽の複雑な関係を探求するスタンリー・ドンウッドとトム・ヨークによるユニークなコラボレーション」を展示するもので、「1980年代から現在まで、レディオヘッドのアルバム・ジャケットやプロモーション・イメージのほか、これまで公に公開されていない私物のスケッチブックやノート」も展示されるという。

アシュモレアン博物館の会員は無料で入場することができ、チケットの一般発売は2025年4月から開始される。

2022年、トム・ヨークやレディオヘッドの音楽と精神的に結びついている自身の作品について尋ねられると、スタンリー・ドンウッドは次のように答えている。「分からないよ。音楽についてはまったく知らないしね。手助けにはなってくれているのかもしれないけどさ。このサウンドは好き、とか、このサウンドは好きじゃない、とか、それが僕の音楽的素養の限界なんだ」

「長い間、トムと僕は共に歩むこともあれば、離れることもあった。しばらく同じものに取り組んだ後に交代で作品に取り組むんだ。大抵は僕が優勢になって、それを引き継いで、僕の作品にすることになった。というのも、彼はミュージシャンとしての能力ほど、アーティストとしての能力を信じていなかったからね。それは事実だった。彼は古い音楽に造詣が深いんだ」

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