Photo: Cassilyn Anderson

ケイジ・ジ・エレファントのギタリストであるブラッド・シュルツは『NME』のインタヴューでオアシスが2025年に行う北米公演でサポート・アクトを務めることについて語っている。

オアシスの北米公演は2025年8月24日にトロントのロジャーズ・スタジアムで行われる公演から始まる予定となっていて、9月12日・13日に行われるメキシコシティ公演で締めくくられる予定となっている。

ケンタッキー州出身のケイジ・ジ・エレファントは現在今年5月にリリースした通算6作目となるアルバム『ネオン・ピル』を引っ提げたツアーを行っている。11月15日にコロナ・キャピタルに出演したケイジ・ジ・エレファントのブラッド・シュルツはオアシスの再結成公演に参加することを聞いた時は「ちょっと失神しそうになった」と『NME』に語っている。

「オアシスのサポート・アクトを務めるなんて光栄だよ」とブラッド・シュルツは語っている。「マットと僕が小さい頃から聴いてきたバンドだからね。ギターで最初に覚えた曲はザ・ビートルズの“Let It Be”だったけど、2曲目はオアシスの“Wonderwall”だった。最初の2曲は悪くないよね」

ブラッド・シュルツは次のように続けている。「ソングライティングの感性という意味でも尊敬しているバンドだし、バンドとしての生々しさ、リアルさという点でも惹かれてきた。最初から最後まで聴けるタイプのアルバムを作っていて、外さないバンドというのがいるけど、オアシスもその一つだよね」

マンチェスター・シーンからの影響を訊かれたブラッド・シュルツは次のように語っている。「オアシスが一番よく知っているバンドだと思うけど、UKに住んでいた時に目から鱗が落ちるような素晴らしいことの一つがマンチェスター・シーンだった。ザ・ストーン・ローゼズ、ハッピー・マンデーズ、そういったバンドに夢中になったよ。それは僕らに今も続いている影響を与えたし、最近も曲作りにおいて中心的な影響になっているよ」

最新作『ネオン・ピル』に収録されている“Ball And Chain”にはマンチェスター・シーンから影響が感じられると指摘されると、ブラッド・シュルツは次のように応じている。「まさにそうだね。指摘できるところはたくさんあるんじゃないかな。ジョイ・ディヴィジョンの単音のダウン・ピッキングとか、そういった要素が少しでもあるバンドに惹かれるんだ。僕がアルバムをプロデュースしたバンドで、グローヴというバンドがいるんだけど、初めてライヴを観た時にああいう時代のものを感じたんだよね」

最新作のストリーミングはこちらから。

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