Photo: Matt Barrick

クラップ・ユア・ハンズ・セイ・ヤーは“Heavy Metal”の2004年オリジナル・ヴァージョンの音源が公開されている。

クラップ・ユア・ハンズ・セイ・ヤーはセルフ・タイトルのデビュー・アルバムのリリースから20周年を記念して、ワールド・ツアーを行うことも決定している。また、デビュー・アルバムの20周年を記念して、特別なリイシューLPが来年初頭にアレック・オンスワース自身のレーベルであるシークレットリー・ディストリビューションからリリースされることも決定している。

“Heavy Metal”の2004年オリジナル・ヴァージョンはこちらから。

“Heavy Metal”の2004年オリジナル・ヴァージョンはロード・アイランド州ポータケットのスタジオ、マシーンズ・ウィズ・マグネットでライヴ・レコーディングされたもので、最近、オリジナルのプロジェクト・ファイルの中から発見され、新たにリミックス/マスタリングが施されている。

アレック・オンスワースは当時のレコーディングについて次のように振り返っている。「特別なひとときだった。若い男たちのグループが、目を覚ますとホテルの一室に集まっていて、面白半分に何か特別なものを生み出そうとスタジオに行った。当時、“Heavy Metal”はレーベルに売り込むためのEPに使う曲たちと一緒に発表するつもりだった。当時はアルバムができるなんて思ってもみなかったが、その後、EPのミキシング中に、他の曲を追加することが決定された。そして、それらを集めたものが、ファースト・アルバムとなった」

「“The Skin of My Yellow Country Teeth”や“Is This Love?”といった後の曲をレコーディングするようになってから、“Heavy Metal”のオリジナル・ヴァージョンはアルバムに馴染んでいないと思った。だから、オリジナルのヴァージョンが単独のシングルとして完成されていたとしても、この曲はアルバム用に変えるべきだと思った」

「今、リミックス/リマスタリングされたオリジナルの“Heavy Metal”を聴くと、この曲はアルバムそのものに収録されてもよかった、と思うようになった。どちらのヴァージョンの『Heavy Metalもとても好きだが、20年経った今、僕はオリジナルのヴァージョンをより高く評価するようになったと思う。他のアルバムにももちろん興奮はあるが、初期の曲は、僕が忘れまいと努力している、あの頃のある種の無邪気さをさらに物語っている」

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