セイント・エティエンヌはニュー・アルバム『ザ・ナイト』の詳細を発表している。
ヘヴンリー・レコーディングスより12月13日にリリースされるアルバム『ザ・ナイト』はセイント・エティエンヌにとって通算12作目のアルバムとなり、2021年発表の『アイヴ・ビーン・トライング・トゥ・テル・ユー』に続く作品となっている。
来月のリリースに先立ってアルバムからはリード・シングルとなる“Half Light”が公開されている。
プレス・リリースによれば、“Half Light”の雰囲気はアルバム全体のサウンドが反映されているもので、「慌ただしい心を落ち着かせ、現代生活の絶え間ないペースからの穏やかな休息」に誘うと評されている。
14曲が収録されたアルバムはソルテアとホヴの2ヶ所でレコーディングされたとのことで、作曲家のオーギュスタン・バウスフィールドとのコラボレーションで完成している。
「前作のメロウでスペイシーなムードを引き継ぎながら、もっと強調しつつ、サンプリングをベースとしない違うアルバムになっている。外で雨が降るなかで曲もムードも語りも浮かんでは消えていく。暗闇や目を閉じて聴きたいアルバムになっているね」とピート・ウィッグスは語っている。
「『ザ・ナイト』は静かであたたかい穏やかなアルバムにしたかった。でも、同時にゴージャスで密度の高いものにもしたかったんだ」とボブ・スタンレーは語っている。
「目覚めているときと眠っているときの間にある状態、つまり夢の空間を見つけようとしていた。半ば忘れてしまった考えやテレビの台詞の断片、地名、通り、行ったこともないサッカー場などが浮かんでくる。そのような状態にあるときは音や半分覆われた記憶に対してとても受け入れやすい気分になる。連続した1つのトラックと考えてもいい。ヘッドフォンに適したアルバムだよ」
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