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セックス・ピストルズのスティーヴ・ジョーンズは2008年に行った最後のツアー以来、ジョン・ライドンとは話をしていないと語っている。

セックス・ピストルズの結成メンバーであるスティーヴ・ジョーンズはポッドキャスト『ロカンターズ』のインタヴューでジョニー・ロットンことジョン・ライドンとの疎遠な関係について語っている。

「何年も彼とは話をしていないんだ」とスティーヴ・ジョーンズは語っている。「2008年が彼と話をした最後だね。ヨーロッパで30公演をやって、フェスティバルをやって、日本やオーストラリアにも行った。最後にハマースミス・アポロでやって、バスク地方でもう1公演をやって、それで終わりだった」

セックス・ピストルズの最後の再結成ツアーは2007年11月に始まり、「コンバイン・ハーヴェスター・ツアー」と銘打ってヨーロッパのフェスティバルにも出演している。最後に行われた公演は2008年9月5日のアズケナ・フェスティバルとなっている。

2021年、ジョン・ライドンはダニー・ボイルが手掛けた伝記映像作品『ピストル』を巡って、音源の使用許可を拒否して、他のメンバーに訴訟を起こして敗北している。『ピストル』はスティーヴ・ジョーンズによる2018年刊行の回顧録『ロンリー・ボーイ:テイルズ・フロム・ア・セックス・ピストル』を原作としていた。

セックス・ピストルズについてはメンバーのグレン・マトロック、ポール・クック、スティーヴ・ジョーンズがフランク・カーターと共に『勝手にしやがれ!!』全曲を演奏するツアーを行っている。

フランク・カーターはコラボレーションが実現することになった経緯について次のように語っている。「スティーヴ・ジョーンズに初めて会ったのは2007年のロサンゼルスだった。パンク・ロックや盾をつくことについて長い話をした。そこから何年もかかって、全員と会っていった。でも、この件で電話をもらった時は特別な瞬間だったよ。いまだに大切な思い出だし、感謝しているんだ」

一方、ジョン・ライドンはセックス・ピストルズの手書きの歌詞がオークションに出品されているほか、パブリック・イメージ・リミテッドで2025年にUK&アイルランド・ツアーが行われることも発表されている。

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