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ノエル・ギャラガーはサルフォード・ラッズ・クラブを支援するためにギターが売りに出されたほか、オアシスの展覧会が開催されることも決定している。

ザ・スミスが1986年に発表したサード・アルバム『ザ・クイーン・イズ・デッド』のスリーヴに写真が使われているサルフォード・ラッズ・クラブでは今年6月にもオアシスの展覧会が開催されており、「過去最大」の展覧会としてバンドにまつわる貴重な品々のほか、ノエル・ギャラガーが所有する何十万ポンドのギターも展示されていた。

今回、『マンチェスター・イヴニング・ニュース』によれば、サルフォード・ラッズ・クラブの継続資金を募るためにオアシスの展覧会が11月23日・24日にも開催されるという。

合わせてノエル・ギャラガーがオアシスのレコーディングで使ったチェリー・ホフナー・ヴェリーシンがオークションに出品されており、4000ポンドから8000ポンドの落札額が見込まれている。入札は下記のサイトで現地時間11月15日まで受け付けられている。

https://propstoreauction.com/lot-details/index/catalog/399/lot/145494

11月24日にはサルフォード・ラッズ・クラブでオアシスの結成メンバーであるドラマーのトニー・マッキャロルによるQ&Aセッションも行われる。

トニー・マッキャロルは80年代にノエル・ギャラガー加入前の前身バンド、ザ・レインに加入して、オアシスを結成しており、『ディフィニトリー・メイビー』と『モーニング・グローリー』という最初の2枚のアルバムに参加している。

先日、トニー・マッキャロルは興行収入4億ポンドとも言われる来年の再結成公演に参加できなくても苛立ちや恨みはないと語っている。「ノエルとリアムのことは喜んでいるんだ。彼らのことも嬉しいし、なによりファンのためにも、まだオアシスを観たことのない世代のことを考えると、よかったと思っているんだ」

サルフォード・ラッズ・クラブはロバート・バーデン・パウエルによって1904年に創立された施設で、現在も若者のための施設として運営されているが、閉鎖の危機に直面しており、事業を続けるには11月中旬までに25万ポンドの寄付が集まる必要がある。

サルフォード・ラッズ・クラブには1940年代から50年代にかけて幼少の頃に利用していたグラハム・ナッシュが10000ポンドを寄付したほか、モリッシーは50000ポンドを寄付している。

コーティナーズやサルフォード生まれであるザ・シャーラタンズのティム・バージェスも寄付を行っている。

一方、ノエル・ギャラガーはロンドンのナショナル・ポートレート・ギャラリーで開催される写真展のために“Champagne Supernova”の6時間に及ぶアンビエント・ヴァージョンを制作したことが明らかになっている。

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