デヴィッド・ギルモアはピンク・フロイドの『狂気』と1939年公開の映画『オズの魔法使』が完璧にシンクロするという説について改めて言及している。
デヴィッド・ギルモアは11月7日に放送された『ザ・トゥナイト・ショウ・スターリング・ジミー・ファロン』に出演して、長く議論されてきた通称「ダーク・サイド・オブ・ザ・レインボー」の説について尋ねられている。
『狂気』が映画とシンクロするために書かれたという説は本当かどうかと訊かれて、デヴィッド・ギルモアは冗談めかして次のように答えている。「もちろん、事実だよ」
デヴィッド・ギルモアは次のように続けている。「何年も前に妻のポリー(・サムソン)と聞いたんだ。MGMのライオンが3度目に吠えた時に合わせて針を落として、『狂気』を再生すると、不思議なことにシンクロするってね」
デヴィッド・ギルモアは次のように語っている。「こういう不思議な偶然もあるんだね」
アルバム『狂気』については2016年に『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』ともシンクロしているとする動画も公開されている。
デヴィッド・ギルモアは同番組でザ・ルーツと共演して“Dark and Velvet Nights”を披露している。デヴィッド・ギルモアは今年9月に9年ぶりとなる通算5作目のソロ・アルバム『邂逅』をリリースしている。
先日、デヴィッド・ギルモアはケイト・ブッシュにパフォーマンスを行うように説得したものの、うまくはいかなかったことを明かしている。
デヴィッド・ギルモアはケイト・ブッシュの初期のキャリアにおいて重要な役割を果たしていて、共通の友人であるリッキー・ホッパーのおかげで10代のケイト・ブッシュのデモテープと出会うこととなっている。デヴィッド・ギルモアがケイト・ブッシュの独自のサウンドに出会った時、ケイト・ブッシュの家族はすでに同じようなデモをたくさん送っていたが、それらはすべてレーベルに断られていた。
デヴィッド・ギルモアが手を貸して、よりプロフェッショナルなデモのレコーディングに資金を提供したところ、ケイト・ブッシュはEMIとの契約を獲得することとなり、それが2人の長い友情の始まりとなっている。事実、ライヴを行うことが非常に稀なケイト・ブッシュだが、デヴィッド・ギルモアとは1987年と2002年に共演を果たしている。
しかし、デヴィッド・ギルモアは『ガーディアン』紙のインタヴューでケイト・ブッシュをステージに戻ってくるように説得することは難しいと語っている。「ケイト・ブッシュをステージに復帰させることができるのはケイト・ブッシュだけだ」
ライヴ活動を35年にわたって休止していた時期を経て、ケイト・ブッシュが最後に行ったライヴは2014年にロンドンのハマースミス・アポロで22公演にわたって行われた「ビフォア・ザ・ドーン」となっている。
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