アヴィーチーはドキュメンタリー作品『アヴィーチー:アイム・ティム』と2016年8月にスペインのイビザ島で行われた最後のコンサートの映像作品『アヴィーチー:マイ・ラスト・ショー』の二つの作品が12月31日よりネットフリックスにて配信されることが決定している。
『アヴィーチー:アイム・ティム』はヘンリック・バーマンが監督、ビョルン・チャルンベルクが製作を担当した新作ドキュメンタリー作品で、「生前のアヴィーチーの声がナレーションとして使用され、これまで語られることのなかった自身の内面だけではなく、家族、アーティスト仲間、親友といった彼と親しい人々を通して、彼の少年時代から世界的なスターダムに上り詰めるまでの軌跡が描かれる」と紹介されている。2017年に日本でも公開されたドキュメンタリー『アヴィーチー:トゥルー・ストーリーズ』に続くアヴィーチーの2作目、亡くなってからは初の作品となる。
『アヴィーチー:マイ・ラスト・ショー』は、2016年8月にスペイン・イビサ島のウシュアイア・イビサで行われたアヴィーチーの最後のパフォーマンスを収録した作品となる。彼は同年3月にツアーを中止する声明を発表していた。
本名をティム・バークリングという、DJにしてプロデューサーのアヴィーチーは現地時間4月20日に享年28歳で自殺のために亡くなっている。
アヴィーチーの遺族は訃報を受けて、2018年当時声明を発表している。「私たちの愛するティムは、探求者であり、壊れやすい芸術的な心の持ち主で、生きることについての答えを探し求めていました。予期せぬ成功を収め、完璧主義者であった彼にはあのペースで飛び回り、働いていたことがかなりのストレスになってしまったのです」
「ティムがツアーを引退した時、彼は幸せになって、音楽という最も愛することをするために人生のバランスをとりたいと考えていました。彼はいつも、意義や人生、幸せについて悩んでいました。もうこれ以上は耐えられなかったのでしょう。彼は安息を求めていたのです。ティムはいつの間にかそうなっていたようなビジネス・マシーンになるべくして生まれたわけではありません。彼はファンを愛する繊細な男であり、その一方でスポットライトを浴びるのはためらっていました。ティム、あなたは永遠に愛され、悲しみと共に恋しく思われることでしょう」
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