ザ・キュアーは新作『ソングス・オブ・ア・ロスト・ワールド』で32年ぶりに全英アルバム・チャートで1位を獲得している。
ザ・キュアーは2008年発表の『4:13ドリーム』以来、16年ぶりとなる通算14作目のアルバム『ソングス・オブ・ア・ロスト・ワールド』を11月1日にリリースしている。アルバムのリリースを記念して、ザ・キュアーはBBCラジオ・シアターとロンドンのザ・トロキシーでライヴを行っている。
アルバムはサブリナ・カーペンターの『ショート・アンド・スウィート』、タイラー・ザ・クリエイターの『クロマコピア』、チャーリーXCXの『ブラット』、エド・シーランの『マスマティクス(ツアー・コレクション)』といった他のトップ5の合算セールスを上回るセールスを記録している。
1位獲得の知らせを受けて、ロバート・スミスはオフィシャル・チャート・カンパニーに対して次のように語っている。「ザ・キュアーの新作のリリースに対して、このような素晴らしい反響を経験できたことで途轍もなく高揚しましたし、本当に心あたたまることでした」
「買ってくれた人、聴いてくれた人、気に入ってくれた人、僕らのことを長年にわたって信じてくれた人、ありがとう」
ロバート・スミスはマット・エヴェリットによる公式インタヴューでザ・キュアーのもう1枚のニュー・アルバムが「事実上完成している」として、3枚目の新譜も準備中であることを明かしたが、ロバート・スミスはザ・キュアーが2025年にツアーを行う予定だと語っている。
「来年はまた始める予定なんだ」とロバート・スミスは語っている。「本当に2枚目のアルバムを完成させなければならないからね。来年はフェスティバルに出る予定だったんだけど、来年の夏はライヴをやらないことにしたんだ。次にステージに立つのは来年の秋になるね」
「でも、次のアニバーサリー、2028年のアニバーサリーまでは定期的にライヴをやっていくんじゃないかな。2028年も迫ってきているからね。2018年の時も2016年の終わりから考え始めて、『1年半もあるから余裕だろう』と思っていたら、それでも間に合わなかった。だから、もう『2028年は何とかしなければ』と思っていて、ドキュメンタリーとかそういうことを考えているんだ」
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