クインシー・ジョーンズの娘である女優のラシダ・ジョーンズは父親の訃報を受けて追悼の意を表している。
クインシー・ジョーンズについては現地時間11月3日に家族に囲まれながら亡くなったことがパブリシストによって発表されている。訃報を受けて多くの追悼の声が寄せられており、ラシダ・ジョーンズは家族として声明を発表していたものの、今回自身の思いを公の場で綴っている。
クインシー・ジョーンズが赤ちゃんのラシダ・ジョーンズを抱いた写真をインスタグラムに投稿して、ラシダ・ジョーンズは次のように述べている。「父は大人になってからずっと夜型だった。高校時代から始めた『ジャズアワー』を続け、一度も振り返ったことはない。小さい頃、夜中に起きて父を探したものだった。いつも必ず家のどこかで作曲をしていた。昔ながらのペンと楽譜で。私をベッドに戻そうとしたことはなかった。笑って、腕に私を抱えながら、仕事を続けていた。私にとってこれ以上安心できる場所はなかった」
「彼は巨人だった。アイコンだった。カルチャーを変えた天才だった」とラシダ・ジョーンズは続けている。「すべて正確に父を表す言葉だけれど、彼の音楽、その作品すべては愛のチャンネルだった。彼こそが愛だった。彼は会った人全員に愛され、理解されていると感じさせた。それこそが彼の功績だった」
「幸運にもその愛を間近で体験することができた。彼のハグ、キス、無条件の献身とアドバイスを求めることになるでしょう。父さん、あなたの娘でよかった。あなたの愛は永遠に生きていきます」
長年のキャリアを通してクインシー・ジョーンズはフランク・シナトラ、レイ・チャールズ、マイケル・ジャクソンと仕事をしてきており、彼がプロデューサーを務めた『スリラー』は今も史上最も売れたアルバムとなっている。
1985年には豪華スターが共演したチャリティ・レコード“We Are The World”をマイケル・ジャクソン、ライオネル・リッチー、プロデューサーのマイケル・オマーティアンと共に手掛け、エチオピアの飢饉救済のための資金を寄付している。
ポール・マッカートニーも亡くなった友人にして伝説的プロデューサーのクインシー・ジョーンズに追悼の意を表しており、「非常にポジティヴで愛あるスピリットだった」と評している。
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