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ガンズ・アンド・ローゼズのベーシストであるダフ・マッケイガンはアメリカ・ソロ・ツアー初日となるボストン公演でジェイコブ・ディランと共演してデヴィッド・ボウイの“Heroes”をカヴァーしている。

ダフ・マッケイガンは昨年10月にソロ・サード・アルバム『ライトハウス』をリリースしており、9月から10月にかけて行われたヨーロッパ・ツアーを経て、11月4日にボストンのパラダイス・ロック・クラブで行われた公演から北米ツアーをスタートさせている。

ライヴの終盤、ダフ・マッケイガンはザ・ウォールフラワーズのジェイコブ・ディランを迎えてジョニー・サンダースの“You Can’t Put Your Arms Around a Memory”、デヴィッド・ボウイの“Heroes”を披露している。

観客が撮影した映像はこちらから。

ダフ・マッケイガンは『ザ・シンプソンズ』が自分の名前にちなんでビールの名前をつけたと主張している。

ダフ・マッケイガンは2011年刊行の自伝『ダフ・マッケイガン自伝 イッツ・ソー・イージー:アンド・アザー・ライズ』で「新しいアニメ・シリーズを制作している制作会社」から1988年/89年に連絡があり、「大酒飲み」という彼の評判にちなんで、番組の中でビールの名前を「ダフ」にしたいと言われたと述べている。

ダフ・マッケイガンは低予算のアニメだと考えて、その申し出を一笑に付して、「問題ない」と答えたが、ダフが番組に欠かせない存在となり、グッズが世界中に出回るようになると、彼は注目するようになったという。それ以降、『ザ・シンプソンズ』の制作側はダフ・マッケイガンの主張は事実ではないと主張している。

『ステレオガム』のインタヴューでダフ・マッケイガンは『ザ・シンプソンズ』について訊かれると、改めて自身の見解を述べ、自分は「ビールの王様だ」として、そのように書かれたバドワイザーのベルトをステージでも身につけていたと語っている。

「よく聞いてほしいんだけど、俺はダフで、ビールの王様だった。でも、1988年か1989年にマネージメントが電話をしてきて、大学のアート系アニメみたいな会社が俺の名前をビールに使いたいと言ってきたんだ。その時点では大人によるアニメではなかったんだよ」

「ブランディングとか、そういうことは分かってなかったんだけど、アニメは成功して、マーチャンダイズなんかも売られ始めたんだよ。制作者のことを追っかけたりはしなかったけど、『おい、分かってんだろうな』という感じだったね」

ダフ・マッケイガンは次のように続けている。「このことを事実じゃないというのはビジネスとしては賢明だと思うよ。でも、計算してみてほしいんだけど、彼らがビールの王様を始めた時に俺はずっと『キング・オブ・ビアー』のベルトを着けていたんだ」

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