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セリーヌ・ディオンは亡くなったクインシー・ジョーンズに追悼の意を表して、「大切な恩師」と評している。

クインシー・ジョーンズについては現地時間11月3日に家族に囲まれながら亡くなったことがパブリシストによって発表されている。訃報を受けて多くの追悼の声が寄せられており、今回、セリーヌ・ディオンはソーシャル・メディアにその死を悼む投稿を行っている。

セリーヌ・ディオンはクインシー・ジョーンズと楽曲に取り組んだ時の写真を投稿して、次のように述べている。「友人にして唯一無二の音楽的天才であるクインシー・ジョーンズが亡くなったと知って胸を痛めています。クインシー・ジョーンズは大切な恩師として、アメリカ音楽のほぼ全ての形態に深い影響を与えた尊敬する人物として私の世界に触れてくれました」

「クインシー・ジョーンズと仕事ができたのは特権であり、夢が叶ったものでした」とセリーヌ・ディオンは語っている。「そのセッションでの彼の音楽的直感は深遠というほかありませんでした。彼は『天国のかけら』を描く手助けをしてくれて、クインシーはそれぞれの曲に必要なものをいつも正確に理解していたのです」

「その優しさと数え切れない功績に加え、彼の芸術、世界的飢饉、恵まれない青少年に貢献する慈善活動も尊敬していました。彼の活動範囲は本当に世界の隅々まで及んでいました」

セリーヌ・ディオンはクインシー・ジョーンズと二度スタジオで仕事をしている。最初のコラボレーションは2006年で、クインシー・ジョーンズはセリーヌ・ディオンの“I Knew I Loved You”のレコーディングをプロデュースしている。その4年後、マグニチュード7.0の大地震に見舞われたハイチを支援するため、“We Are The World”の25周年記念レコーディングで再びコラボレーションしている。

クインシー・ジョーンズは長年のキャリアを通してフランク・シナトラ、レイ・チャールズ、マイケル・ジャクソンと仕事をしてきており、彼がプロデューサーを務めた『スリラー』は今も史上最も売れたアルバムとなっている。

1985年には豪華スターが共演したチャリティ・レコード“We Are The World”をマイケル・ジャクソン、ライオネル・リッチー、プロデューサーのマイケル・オマーティアンと共に手掛け、エチオピアの飢饉救済のための資金を寄付している。

ポール・マッカートニーも亡くなった友人にして伝説的プロデューサーのクインシー・ジョーンズに追悼の意を表しており、「非常にポジティヴで愛あるスピリットだった」と評している。

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