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スマッシング・パンプキンズのフロントマンであるビリー・コーガンは各種「最高のギタリスト・ランキング」に入っていなかったり、低い順位だったりすることへの不満を語っている。

ビリー・コーガンは『ギター・ワールド』の新たなインタヴューで「多くの人は自分のギター・プレイヤーとしての貢献を認めてくれていない」と述べており、いわゆる「最高のギタリスト・ランキング」で見落とされがちであることに言及している。

「大抵そういうランキングには入らないんだ」とビリー・コーガンは語っている。「もしくは僕のほうがずっとうまいギタリストの下にされるんだ。自分より上の順位の人を悪く言うつもりはないんだけどさ。でも、分かるだろ?」

ビリー・コーガンは次のように続けている。「僕は曲を書いて、歌詞もメロディーも書いて、アレンジもやり、複雑なギター・フレーズもほとんど弾いている。その上でソロも弾くことができる。それをみんなは受け入れ難いんだろうね。1人で全部やっていると思いたくないんだよ」

ビリー・コーガンは自分がどれだけ多くの楽器を手掛けているかを知った時に人々の反応がよくなかったと振り返り、トラックの大半を演奏していることを認めてしまうと「バンドに音源で演奏させない悪い奴」と見られてしまうと述べている。

ビリー・コーガンは次のように語っている。「ジョージ・リンチとウリ・ジョン・ロートとステージで共演したこともある。歴史においても最も偉大なギター・プレイヤーの2人だよね。エディ・ヴァン・ヘイレンとは何時間も話をさせてもらって、『5150』で驚いて、彼のプレイを観てきた。父も素晴らしいギター・プレイヤーだった。史上最高のギター・プレイヤーたちのことは間違いなく認めているよ」

「自分を彼らと同類のようには見せてこなかった。ただ、ギターを弾いているふりをしている人もたくさんいるんだよ。そうした人たちよりは間違いなく僕のほうがうまいと思っているよ」

スマッシング・パンプキンズは今年8月に通算13作目となる最新作『アゴーリ・モーリ・メイ』をリリースしている。アルバムからはリリース前にシングルが公開されずに、全編が一挙にリリースされている。

新作についてビリー・コーガンは次のように語っている。「僕たちは36年間、このロックンロールというゲームをプレイしてきた。最初の曲は何なのか、最初の声明はどうあるべきか、その一瞬で他の人に判断させなければならなかった。僕たちは、このアルバムの正しい聴き方は“完全なる作品群”としてだと感じた。10曲、約45分。自分たちが成し遂げたことは、自分たちが目指したことなのか、あの元の位置に戻せたのかどうか。このアルバムで再び故郷に帰ることができたかどうか、ファンに判断してもらいたい」

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