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ザ・キュアーはニュー・アルバム『ソングス・オブ・ア・ロスト・ワールド』より“Warsong”の一部音源が公開されている。

ザ・キュアーは2008年発表の『4:13ドリーム』以来、16年ぶりとなる通算14作目のアルバム『ソングス・オブ・ア・ロスト・ワールド』を11月1日にリリースすることが決定している。アルバムからは“Alone”と“A Fragile Thing”の2曲が既に公開されている。

また、ザ・キュアーは“Drone:NoDrone”や“And Nothing Is Forever”といった楽曲の一部音源もアプリ「ホワッツ・アップ」や特設サイトで一部音源が公開されている。

今回、アルバムからは“Warsong”の一部音源も公開されている。

ザ・キュアーは10月30日にロンドンのBBCラジオ・シアターで特別なライヴを行う予定となっており、11月1日にはロンドンのトロキシーでも公演が行われ、YouTubeで配信されることが決定している。日本時間では11月2日午前5時よりライヴが生配信される。

アルバムについてロバート・スミスは公式インスタグラムに投稿された動画で次のように語っている。「このアルバムというのは正式な始まりみたいなものはなかったと思う。というのも、他のことが舞い込んできて、自分の生活からはだいぶ長い間姿を消していたんだ。一つ後悔があるとすれば、2019年にこの作品について口にしてしまったことだ。そうすべきではなかった」

ロバート・スミスは次のように続けている。「まだ作り始めたばかりだった。『新しいアルバムを作ることになる』と思う瞬間というのはいろいろあるんだけど、アイディアがあっても、いろんな理由で他のことのために後に回されてしまうことというのがあってね。だから、不確かな状態だったんだけども、『これはアルバムの1曲目だろ』と思った瞬間というのは間違いなくあった」

「バンドの歴史においても重要なのは、これがオープニングの曲で、これが最後の曲だというのが分かれば半分はできたものみたいなことだということだ。それがアルバムの鍵になるんだ」

先日、マット・エヴェリットとのインタヴューでロバート・スミスは「実質的に完成した」アルバムがもう1枚あること、3枚目となるアルバムも準備中であることを明かしている。さらに2025年にはワールド・ツアーを行う予定であること、数年後にはバンドの結成50周年を迎えることについても触れている。

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