Photo: GETTY

キッド・ロックはテイラー・スウィフトエミネムがアメリカ大統領選挙でカマラ・ハリス副大統領を支持することを表明したことについて自身の見解を語っている。

テイラー・スウィフトは9月にカマラ・ハリス副大統領を支持することを表明しており、エミネムはカマラ・ハリス副大統領のデトロイトの集会に登場して、バラク・オバマ元大統領の紹介役を務めている。

キッド・ロックは2016年にアメリカ大統領選挙に出馬した時を含めて長年にわたってドナルド・トランプ元大統領を支持しており、トランプ陣営の宣伝役のようになっており、共和党候補を支持するためにいくつかの集会に登場している。

エミネムがカマラ・ハリス副大統領の集会に出席したことを受けて、ソーシャル・メディアでキッド・ロックはテイラー・スウィフトやエミネムがカマラ・ハリス副大統領を支持することについての見解を述べている。本名をロバート・“ボブ”・リッチーというキッド・ロックは上半身裸でアコースティック・ギターを弾きながら、次のように語っている。「今回はちょっと聞いてもらいたいんだけど、エミネムのことは大好きなんだ。僕らは長年にわたって友人なんだよ」

キッド・ロックは次のように続けている。「彼の政治観には同意しないけれど、彼やテイラー・スウィフトのような人たちが立ち上がって、恐れずに信じていることのために声を上げたことには敬意を表したい。異なる考えを持ち、そうする自由があることがこの国を偉大にするんだ」

キッド・ロックは改めてドナルド・トランプ元大統領を支持していることを宣言している。「私のスタンスとしては明らかにMAGAで、ドナルド・トランプ元大統領がもう一度アメリカを偉大にしてくれると心でも頭でも身体でも分かるからなんだ。アメリカに神の御加護を」

キッド・ロックはエミネムが二人に共通するのは地元のNFLデトロイト・ライオンズを応援していることだと発言したことについても別の投稿で言及している。

「エミネム、ありがとう。デトロイト/ミシガン州出身の2人の白人ラッパーが分断している国で階級とは何か、どうあるべきかを示すことになるなんて、誰が思っただろう? マーシャル、君のことは尊重してもいるよ」

今年、キッド・ロックは共和党全国大会で“American Bad Ass”を披露しており、ドナルド・トランプ元大統領の銃撃事件を踏まえながら歌詞を「Say ‘Hey! Hey’」から「Say ‘Fight! Fight!’ Say ‘Trump! Trump!’」に変えて演奏している。

アメリカ大統領選挙は11月5日に行われる。

エミネムの他にもマイケル・スタイプ、ビリー・アイリッシュ、テイラー・スウィフト、チャーリーXCX、ビヨンセ、ミーガン・ザ・スタリオン、P!NK、ボン・イヴェール、クエイヴォ、ブルース・スプリングスティーン、オリヴィア・ロドリゴがカマラ・ハリス副大統領とティム・ウォルズ副大統領候補を支持することを表明している。

広告 ザ・ビートルズの新作ドキュメンタリー『ビートルズ ’64』がディズニープラスで11月29日(金)より独占配信!

Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.

関連タグ