U2はドラマーのラリー・マレン・ジュニアの健康状態について現在の状況が明らかになっている。
2022年にラリー・マレン・ジュニアは「肘、膝、首」を痛めて、新型コロナウイルスのパンデミックの間に「診てもらうことになった」として、U2のツアーに当分の間は参加できるかどうか分からないと語っていた。
このようなドラムにまつわる負傷についてラリー・マレン・ジュニアは「進行中」だとして「しばらく時間をかけて治したい」と述べている。ラリー・マレン・ジュニアは怪我に対処するために手術を受けたとも報じられている。
首を手術で治している間、ラリー・マレン・ジュニアはラスベガスのスフィアで行われたU2の連続公演を辞退することにしている。当時、U2のベーシストであるアダム・クレイトンは次のように述べている。「僕も含めてバンドの誰もが観客はすごく悲しむだろうし、ラリーのことが恋しくなるだろうことは分かっているよ。彼は復帰を望んでいるし、長いキャリアでドラムを続けていきたいと思っているから、怪我の手当てをしているんだよ」
今回、U2のジ・エッジとアダム・クレイトンはアップル・ミュージックのゼイン・ロウのインタヴューを受けてラリー・マレン・ジュニアの健康状態について現在の状況を語っている。
ラリー・マレン・ジュニアがラスベガスの連続公演の最終公演を訪れていたが、どのような心境だったと思うかと訊かれて、ジ・エッジは次のように答えている。「おそらく彼はいろんな面で気に入って、『あそこに戻るのが待ち切れない』と思ったとは言えるんじゃないかな」
ジ・エッジは次のように続けている。「いいニュースとしては週を追うごとにラリー・マレン・ジュニアはよくなっているんだ。すぐに彼と大騒ぎすることになるよ。だから、それを楽しみにしているんだ」
U2のボノはラスベガスのスフィアで最後の公演を行った際に会場を訪れたラリー・マレン・ジュニアに曲を捧げている。
ボノはラリー・マレン・ジュニアについて次のように語っている。「何年も前、マウント・テンプル総合学校の掲示板にメモを貼ってくれたのが彼だった。そうしてくれたこと、今夜来てくれたことに感謝しているよ。彼はものすごいスピードで回復しているんだ。愛しているよ、ラリー・マレン・ジュニア」
昨年、ボノはニュー・シングル“Atomic City”のレコーディングの際、手術の回復に追われながらもドラマーのラリー・マレン・ジュニアがスタジオで「嵐のように」プレイしていたとも語っている。
「彼にとっては大変だったろうね」とボノはアップル・ミュージックのインタヴューで語っている。「彼は1時間演奏できるのか、15分演奏できるのかも分からない状態だった。なのに、嵐のように演奏したんだ。ラリーにとっては大打撃だよね」
U2はラリー・マレン・ジュニアの回復状況がニュー・アルバムの進捗にも「関係してくるところがある」とも語っている。アダム・クレイトンは『モジョ』誌のインタヴューで次のように語っている。「新しい曲に取り組み始めるのはラリー・マレン・ジュニアの健康状態も関係してくるところがあるだろうね。彼がアルバムのプロジェクトに取り組める状態かどうか、それは分からないんだ」
先日、U2は2004年にレコーディングされた未発表曲“Happiness”が公開されている。
“Happiness”は2004年発表の『『ハウ・トゥ・ディスマントル・アン・アトミック・ボム』のレコーディング・セッションで作られた曲で、“Picture Of You (X+W)”と“Country Mile”と共にシャドウ・アルバム『ハウ・トゥ・リアセンブル・アン・アトミック・ボム』に収録される。
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