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ビヨンセはカマラ・ハリス副大統領の集会で性と生殖に関する権利について語っている。

集会はビヨンセの故郷であるテキサス州ヒューストンで開催され、母親であるティナ・ノウルズ、デスティニーズ・チャイルドのメンバーであるケリー・ローランドと共にカマラ・ハリス副大統領を支持するために集会に登場している。

「ロー対ウェイド」事件の判決が覆された後、中絶がほぼ禁止された状態にあるテキサス州では11月5日の選挙に向けて中絶と性と生殖に関する権利に焦点が当たることとなっている。

「Hタウン」とビヨンセは始めている。「このステージに誇りを持ったカントリーのテキサス出身の女性として立つことができて嬉しいです。私はセレブリティとしてここにいるのではありません。政治家でもありません。私は母親としてここに来ました。私の子ども、すべての私たちの子どもが暮らす世界を深く気に掛ける母親としてです。自分の身体をコントロールできる自由がある世界です。分断もされていない世界。過去、現在、未来が出会って、ここで私たちが会うことになったのです」

「自分の娘が天井も制限もなくできることを考えながら成長することを想像してみて下さい。祖母のことを、彼らが今どう思っているかを想像してみて下さい。この歴史的な日を見るために生きてきた人々です。肉体としてはもう一緒にいない人であっても、そうした人々の犠牲のことを想像してみて下さい。犠牲があったからこそ、リーダーシップを見つめ直し、女性が力を持った強さを目にすることができるのです」

「投票しなければなりません。みなさんのことが必要です」とビヨンセは続けている。「みなさんの声には力と重みがあり、みなさんの投票は最も価値あるツールの一つです。みなさんのことが必要です。みなさんの自由は神が与えた権利であり、人間としての権利です」

オリヴィア・ロドリゴとビリー・アイリッシュも性と生殖に関する権利についてカマラ・ハリス副大統領を支持することを表明しており、ビリー・アイリッシュは性と生殖に関する権利のキャンペーン動画で“When the Party’s Over”が使われている。

カマラ・ハリス副大統領はジョー・バイデン大統領が選挙戦から撤退することを発表してから初となる公の場で登場曲にビヨンセの“Freedom”を使用している。登場曲に使用された“Freedom”はビヨンセが2016年に発表した通算6作目となるアルバム『レモネード』に収録されている。

他にもチャーリーXCX、ジョン・レジェンド、ジェイミー・リー・カーティス、ヴィオラ・デイヴィス、バーブラ・ストライサンド、マーク・ハミル、スパイク・リー、リゾといったミュージシャンやセレブリティがカマラ・ハリス副大統領を支持することを明らかにしている。

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