Photo: GIbson

レッド・ツェッペリンのジミー・ペイジはギブソンの130周年を記念して、1964年製SJ-200とそのコレクターズ・エディションが限定で発売されることが決定している。

このコラボレーションはジミー・ペイジがレッド・ツェッペリンの1969年のセルフタイトルのデビュー・アルバムで演奏したギター、60年代半ばを象徴するギブソンSJ-200へのオマージュとなっている。

歴史的なギターを忠実に再現したこのモデルは、鮮やかなチェリーティー・サンバースト仕上げなど、特徴的な特徴をすべて捉えたデザインとなっている。

SJ-200のコレクターズ・エディションは50本限定で、ヘッドストックの裏側にジミー・ペイジ自らが手書きでサインを入れたモデルとなっている。SJ-200は100本のみの製造で、両モデルとも「ジミー・ペイジの厳格な基準と記憶に合わせて思慮深く再現されている」と評されている。

レッド・ツェッペリンのデビュー・アルバムと共にジミー・ペイジは1970年に『ジュリー・フェリックス・ショウ』にソロ出演した際もSJ-200を演奏しており、“White Summer/Black Mountain Side”を披露している。

ジミー・ペイジはロンドンにギブソン・ガレージがオープンした際にもクイーンのブライアン・メイ、ブラック・サバスのトニー・アイオミと共に出席している。「この場所にはスピリットがあるよね」とジミー・ペイジは語っている。「ファクトリーで働いている人や彼らと話している人を見て、何十年も前にレス・ポール・カスタムとダブルネックを手に入れたのは正しい決断だったなと分かったんだ。それで、自分のものとまったく同じものを作りたかったんだ」

ギブソンは130周年を記念して、ジェフ・ベックに敬意を表して1959年製レス・ポール・カスタム「ヤードバースト」を復刻することも発表している。

このモデルはジェフ・ベックがヤードバーズの一員としてその名を世に知らしめた時に使用していたギター、1959年製レスポール・スタンダードにオマージュを捧げたものとなっている。「ヤードバースト」はクラシックなホワイト・ボビン・ハムバッカーやブラックのシングルプライ・ピックガードなど、この歴史的なギターを忠実に再現したものとなっている。

昨年11月、ジミー・ペイジはロックの殿堂入りの式典にサプライズで出演している。式典ではミュージカル・インフルエンス・アウォードがリンク・レイに贈られており、ジミー・ペイジはリンク・レイを称えるために登場して、名曲“Rumble”を演奏している。

レッド・ツェッペリンはドキュメンタリー映画『ビカミング・レッド・ツェッペリン』が今後公開される予定となっている。

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