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サイモン・コーウェルは亡くなったリアム・ペインに追悼の意を表しており、「胸を痛め」「空っぽに感じている」と述べている。
リアム・ペインは現地時間10月16日にアルゼンチンのブエノスアイレスにあるカサシュール・パレルモ・ホテルの3階のバルコニーから落下して亡くなっている。
アルゼンチンの検察当局は多発外傷と内外出血によるもので、頭部の怪我は死に至るほど重傷だったと発表している。
サイモン・コーウェルはリアム・ペインのキャリアにおいて大きな役割を果たしており、2010年シーズンの『Xファクター』で3位に入ったワン・ダイレクションと契約している。サイモン・コーウェルは番組で審査員長を務めていた。ワン・ダイレクションは5枚のスタジオ・アルバムをレコーディングしており、全世界で7000万枚以上のセールスを記録している。
サイモン・コーウェルは訃報を受けてインスタグラムでリアム・ペインに追悼の意を表している。
「このような瞬間が訪れるまで、その人のことをどう思っているかなんて分からないものだ」とサイモン・コーウェルは述べている。「リアム、私は打ちひしがれているよ。胸を痛めている。空っぽに感じている。私が君に抱いていた愛と敬意がどれだけのものだったかを知ってもらいたい。流した涙はすべて、あなたとの思い出だ」
「リアムってどんな人？と尋ねてくる多くの人に私が言っていたことを知ってほしかった。やさしく、愉快で、素敵で、思慮深く、才能があり、謙虚で、集中力があると言っていたんだ。そして、君は音楽を非常に愛していた。ファンのことを本当に愛していた」
サイモン・コーウェルはリアム・ペインと昨年会った時のことを振り返っている。「私たちは一緒に過ごした様々な楽しい時間を振り返った。そして、君が父親になることがどれだけ誇らしいかについて語った。そして、君がいなくなった後も、何年か前に会った時のやさしい素敵な奴であることを思い出していたんだ」
サイモン・コーウェルはリアム・ペインの7歳の息子であるベアーについて「君のような笑顔と目の輝きを持っている」と述べている。「彼は君が達成したことすべて、達成したそのやり方を誇りに思うだろう」
「ずっと5人のことを兄弟のように考えていた。そして、今日のメッセージを聞いて、本当にそうだと思った。今となってはリアム、君が多くの人に影響を与えていたことが分かる。それは、あまりにも早くいなくなってしまったから」とサイモン・コーウェルは締めくくっている。
ワン・ダイレクションは訃報を受けて共同声明を発表しており、「心から愛したブラザーが亡くなったことを悲しみ、受け止めるための時間が必要です」と述べている。
リアム・ペインの家族は以下の声明を発表している。「胸を痛めています。リアム・ペインは私たちの心で生き続けますし、彼のやさしく、愉快で勇敢な魂を忘れることはありません。私たちは家族としてできる限りお互いを支えていきますし、こんな大変な時はプライバシーに御配慮いただければと思います」
ワン・ダイレクションが結成された『Xファクター』もソーシャル・メディアで以下のメッセージを発表している。「彼はものすごく才能に溢れ、ワン・ダイレクションの一員としてリアム・ペインは音楽業界と世界中のファンに消えない功績を残しました」
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