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イーグルス・オブ・デス・メタルは、バタクラン劇場でのテロリストによる襲撃から3ヶ月後となる2月16日、パリに戻ってきてのライヴを行っている。

昨年11月、イーグルス・オブ・デス・メタルはバタクランで公演を行っていた際、武装したテロリストの集団に銃撃され、マーチャンダイズ担当のニック・アレクサンダーを含む89人が殺害されている。

バタクランはパリ同時多発テロ後、以前として閉店したままだが、イーグルス・オブ・デス・メタルはジョシュ・オムを含むメンバーでオランピア劇場で単独公演を行い、中断されてしまったライヴを最後までやり遂げるという約束を果たしている。

AP通信によれば、あの日の襲撃からの生存者も参加したこの日のライヴでジェス・ヒューズは、心に訴えかける次のような言葉と共にライヴを始めたという。「こんばんは、パリ。僕らはこの準備ができてたんだ」

観客撮影による公演の模様はこちらから。

また、ライヴではジェス・ヒューズが観客に向かって、「平和と、愛と、ロックンロールを!」と語りかける場面もあったという。

イーグルス・オブ・デス・メタルは先週ストックホルムにてライヴ復帰を果たしており、昨年12月にはバタクラン劇場の外に設置された追悼の場を訪れている。

パリ同時多発テロ後まもなくのインタヴューで、バンドはフランスの首都に戻ってきて、再びライヴを行うことを見据え、ジェス・ヒューズは次のように語っている。「僕らの友人がロックンロールを観にきて、亡くなったんだ。あそこに戻って、ライヴをやりたいよ。ライヴをやるのにパリに戻るのが待ちきれないよ」

ライヴに先んじて、ジェス・ヒューズは自身の安全のために“誰もが”銃を携帯すべきだという信念をいかに確信させたかについて語っている。

フランスのテレビ局「iTélé」に次のように語っている。「フランスの銃規制がバタクランの会場で人が亡くなるのを止めることができたか? もし誰かがそう答えられるのであれば聞いてみたいね。だって、僕はそう思わないからね。思うに、それを止められる唯一のものは、これまでの人生を見た限り、銃器をもって死に直面する場所に真っ先に乗り込んでいく勇敢な人々だよ」

「みんなが同意できないのは分かってる。でも、神が男性と女性を作ったように、あの夜、銃はみんなを対等にしてしまった。そして、そんなの僕は許せない。誰も銃を持たなくなるまでは、誰もが銃を持たなければならないというふうに考えが変わってしまったんだ。そうとしか思えないんだよ」

イーグルス・オブ・デス・メタルは今年のレディング&リーズ・フェスティバルへの出演も予定されており、これはUKでの唯一のフェスティバル出演となっている。

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