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ワン・ダイレクションのメンバーだったリアム・ペインが亡くなった。享年31歳だった。

ロイターやGMAニュースによれば、リアム・ペインはブエノスアイレスのホテルで3階から転落したとのことで、訃報はブエノスアイレスの地元紙『ラ・ナシオン』によって報じられている。

CNNはリアム・ペインの訃報について地元当局からも発表があったと報じており、ロイターに対して警察は首都のパレルモ地区にあるホテルから「薬物やアルコールの影響下にあると思われる攻撃的な男」の通報を受けたと述べている。

米『ローリング・ストーン』誌に対してブエノスアイレスの救急医療機関「SAME」はリアム・ペインが「13〜14メートルの高さから転落した」としており、「生命が失われる重傷を負った」と述べている。

リアム・ペインの元婚約者だったマヤ・ヘンリーの代理人はコメントを求めた『デイリー・メール』紙に次のように述べている。「現在、彼女は当然のことながらショックを受けています」

リアム・ペインはハリー・スタイルズ、ナイル・ホーラン、ルイ・トムリンソン、ゼイン・マリクと共にワン・ダイレクションに在籍したことで最もよく知られている。ワン・ダイレクションが2016年に無期限の活動休止に入った後はリアム・ペインはソロ・キャリアに乗り出しており、2019年にはアルバム『LP1』をリリースしている。

先日、リアム・ペインはシングル“Teardrops”が全英チャートの30位に入らなかったことを受けてセカンド・アルバムのリリースを無期限で中止したと報じられており、マネージャーとも今年に入って袂を分かつ形となっている。

ウルヴァーハンプトン出身のリアム・ペインは2008年、14歳の時に『Xファクター』のオーディションを受けて、フランク・シナトラの“Fly Me To The Moon”をカヴァーして注目を集めることになった。彼は後に番組を契機にワン・ダイレクションに参加している。

ワン・ダイレクションは史上最速で成功を収めたボーイズ・グループとなり、2011年に『アップ・オール・ナイト』、2012年に『テイク・ミー・ホーム』、2013年に『ミッドナイト・メモリーズ』、2014年に『フォー』、2015年に『メイド・イン・ザ・A.M.』といったアルバムをリリースしている。『メイド・イン・ザ・A.M.』はゼイン・マリクの脱退を受けて4人のメンバーでのリリースとなっている。『メイド・イン・ザ・A.M.』のリリース後にワン・ダイレクションは活動を休止し、個々のメンバーはソロ・キャリアに乗り出している。

昨年、リアム・ペインはワン・ダイレクションのメンバーについての物議を醸した発言とリハビリ施設での生活についても口を開いていた。

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