Photo: Greenpeace / Bianca Vitale

ジェイコブ・コリアーとオーロラは気候危機に対する意識を高めるため氷山で“A Rock Somewhere”と“The Seed”をマッシュアップするパフォーマンスを披露している。

ノルウェー本土と北極の間にある北極海のスヴァールバル諸島に浮かぶスヴェアブレーン氷河の前で2人のポップスターはグリーンピースとのコラボレーションによる特別なパフォーマンスを披露している。

氷山を背景にした型破りなパフォーマンスはプレス・リリースによれば「海洋保護と深海採掘の早急な停止の必要性を訴える」もので、グリーンピースは酸性化、気候変動、産業漁業、汚染など、海洋とその生態系が直面している問題点に光を当てている。

パフォーマンスの映像はこちらから。

ジェイコブ・コリアーはパフォーマンスについて次のように語っている。「グリーンピースの船に乗り込んで北極海に向かい、巨大な氷河のそばで大好きなアーティストと一緒に演奏する機会があると聞いた瞬間、僕は特別な何かが起こることを悟ったんだ。でもこの体験がこんなにも変革的で感動的なものになるか、そして音楽、エネルギー、環境の面でこんなにも多くのことを学べるかということは予期していなかった。北極の広大さ、そしてその深い脆弱性にも圧倒された。過去40年間で北極の夏の氷の3分の2が失われたけど、僕たちが行動するのに遅すぎるということはないはず。僕たちはみな地球の生き物であり、僕たち自身の健康は地球の健全性に大きく依存している。海は、気候変動による悲惨な結果が定着してしまうのを防ぐという点で、僕たちの強い味方だ。深海採掘の影響は言葉では言い表せないほど悲惨で、僕たちは早急に世界の海を守らなければならないと思う。手遅れになる前に今すぐ行動しよう」

オーロラは次のように続けている。「私たちは、自然を妨害したり、破壊したりすればするほど、行動の結果から生き延びる可能性が低くなることを理解する必要があります。これまで私たちが行ってきたあらゆる選択が、この惑星の健康に大きな影響を及ぼしてきたことはすでにわかっています。この惑星に住むすべての生命の健康にも影響を及ぼしています。なぜ物事をそのままにできないのか理解できません。私たちの好奇心は悪くなり、今では支配することだけを求めているように感じます。土地を奪い、他の誰よりも先にその土地が提供するものをすべて奪い取ろうとしているのです。私たちは国家として互いに競争していますが、私たち全員が共通している一つのことを忘れています。この地球のわずかな手つかずの地域に干渉し続ければ、未来はありません。私たちは深海採掘を止めなければなりません。私たちの首相と他の世界の指導者たちが正しいことをしてくれることを願っています。自分たちのためではなく、子供たちの子供たちのために」

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