Photo: Aliyah Otchere

リチャード・ラッセルによるエヴリシング・イズ・レコーデッドは新曲“Porcupine Tattoo”が公開されている。

エヴリシング・イズ・レコーデッドはXLレコーディングスの主宰にしてプロデューサーであるリチャード・ラッセルを中心としたコラボレーション・ミュージック・プロジェクトで、新曲“Porcupine Tattoo”にはシンガーソングライターのビル・キャラハンとノア・サイラスが参加している。

“Porcupine Tattoo”の音源はこちらから。

今回のコラボレーションは2018年のマーキュリー・プライズにノミネートされたデビュー・アルバム『エヴリシング・イズ・レコーデッド』に続く、ニュー・アルバムのためのセッションを行っている最中に実現したという。

ビル・キャラハンに連絡を取ったリチャード・ラッセルは「誰のために曲を書きたいか」というシンプルな質問をしたところ、「ノア・サイラス」というのがビル・キャラハンの答えだったという。このシングルではピッチを落としたビル・キャラハンのオリジナル・デモのヴォーカルが何層にも重ねたサブ・ベースにのせられており、そこにノア・サイラスによるカウンターパートのヴォーカルが加わる形となっている。

レコーディングはロサンゼルスのホテル、シャトー・マーモントにて雨の続く1週間の間にレコーディングされたもので、リチャード・ラッセルは有名なシャトー・マーモントについて「快適だが幽霊の出る」場所と評している。

リチャード・ラッセルはジェネシスの初代ボーカリストであるピーター・ガブリエルが昨年リリースしたアルバム『i/o』の“Four Kinds of Horses”をはじめ、メアリー・イン・ザ・ジャンクヤードのデビューEP『ディス・オールド・ハウス』もプロデュースしている。

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