Photo: Sam Rockman
ザ・キュアーはニュー・シングル“Alone”を公開して、ニュー・アルバム『ソングス・オブ・ア・ロスト・ワールド』のリリースを正式発表している。
ザ・キュアーは2008年発表の『4:13 ドリーム』となるアルバムについてここ数週間にわたって予告してきており、アルバム・タイトルと日付が書かれたポストカードがファンに向けて送られていた。また、クローリーのパブにはポスターが掲示されており、世界各都市ではプロジェクション上映も行われてきた。
今回、アルバムからのファースト・シングルとなる7分の楽曲“Alone”が公開されている。
「この曲がアルバムを解き放ってくれた曲だった。一部をレコーディングしてみてすぐにアルバムのオープニング・トラックになることが分かった。アルバム全体の焦点が定まっていくのを感じたんだ」とロバート・スミスは語っている。「しばらくの間、オープニング・トラックにふさわしい最初の一節を見つけるのに苦労したんだけど、“孤独である”というシンプルな概念に取り組んでいるなかで、常に頭の片隅にあったのは最初の一節がどういうものであるべきかを既に分かっているような感覚だったんだ」
ロバート・スミスは次のように続けている。「レコーディングを終えてすぐに、イギリスの詩人であるアーネスト・ダウスンの『ドレッグス』という詩を思い出してね。その時に、この曲とこのアルバムはリアルだと分かったんだ」
通算14作目となるアルバム『ソングス・オブ・ア・ロスト・ワールド』は11月1日にリリースされることが今回正式発表されている。トラックリストなどの詳細は今後発表される予定となっている。
アルバムは作詞作曲とアレンジをロバート・スミスが手掛けており、プロデュースとミックスはロバート・スミスと『ブラッドフラワーズ』を手掛けたポール・コーケットが担当している。アルバムはオアシスやコールドプレイ、マニック・ストリート・プリーチャーズ、クイーンも使用してきたロックフィールド・スタジオでレコーディングされており、演奏にはサイモン・ギャラップ、ロジャー・オドネル、リーヴス・カブレルスが参加している。
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