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レッド・ホット・チリ・ペッパーズのギタリストであるジョシュ・クリングホッファーは今週、法廷で死亡事故についての罪状認否を受ける予定となっている。

ジェーンズ・アディクション、パール・ジャム、イギー・ポップ、モリッシーといったアーティストと共演してきたジョシュ・クリングホッファーは歩行者の死亡事故を起こしたことで、不法死亡と過失で訴えられている。

『ヴァラエティ』誌や『TMZ』によれば、事故は3月18日にカリフォルニア州アルハンブラで起こったもので、47歳の被害者であるイスラエル・サンチェスの遺族が訴訟を起こしている。

訴状によればジョシュ・クリングホッファーは電話をしながらSUVを運転したという。訴状ではジョシュ・クリングホッファーが左折しようとした時にイスラエル・サンチェスは横断歩道を歩いて渡っていたとされている。イスラエル・サンチェスは車と接触して、怪我で亡くなっている。

今回、ジョシュ・クリングホッファーは現地時間9月26日に重大な過失のない自動車運転過失致死罪の軽罪で罪状認否を受ける予定だと『デッドライン』が報じている。彼は午前8時30分にカリフォルニア州アルハンブラの法廷に出廷する予定となっている。

今年7月、ジョシュ・クリングホッファーの弁護士であるアンドリュー・B・ブレットラーは『ピッチフォーク』に以下の声明を発表している。「これは悲劇的な事故でした。車が歩行者をはねた後、ジョシュはすぐに車を止め、911に通報し、警察と救急車が到着するまで待ちました。彼は事故の捜査に全面的に協力しています」

イスラエル・サンチェスの遺族の弁護士であるニック・ローリーは『ヴァラエティ』誌に次のように語っている。「イスラエル・サンチェスをはねて、殺害した時に携帯電話で通話していた映像があります」

ニック・ローリーは次のように続けている。「イスラエル・サンチェスは家族にスープを作ろうとスーパーに向かうところで、家に帰ることはありませんでした。彼はすべて正しいことをやっていました。対向車線を確認し、歩行者標識を守っていました。しかし、クリングホッファー氏は電話をしながら急いでいて、大型SUVで致命的に彼をはねてしまいました。サンチェスの一家が今直面している損失と悲しみは計り知れません。サンチェス氏とその家族に説明責任と正義が果たされるまで止まることはありません」

ジョシュ・クリングホッファーは2009年から2019年までレッド・ホット・チリ・ペッパーズに在籍している。2020年にジョシュ・クリングホッファーはバンドを脱退しており、バンドとの間にわだかまりはないと語っている。

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