ANDY HUGHES/NME

Photo: ANDY HUGHES/NME

イーグルス・オブ・デス・メタルは現地時間2月13日にヨーロッパ・ツアーを再開させ、2015年11月のパリ同時多発テロ以来、初めてライヴのフル・パフォーマンスを行っている。

昨年のバタクランでの襲撃からちょうど3ヶ月後となるこの日、バンドはスウェーデンのストックホルムにあるディベイザー・メディスで公演を行っている。イーグルス・オブ・デス・メタルはバタクランで公演を行っていた際、武装したテロリストの集団に銃撃され、マーチャンダイズ担当のニック・アレクサンダーを含む89人が殺害されている。

ストックホルムでの公演に先立って、ジェス・ヒューズはスウェーデンのテレビでインタヴューに答えており、自身について「触れられたくない泣き所」のような状態だと表現している。

インタヴューの模様はこちらから。

この日のセットリストは以下の通り。

‘I Only Want You’
‘Don’t Speak (I Came to Make a Bang!)’
‘Complexity’
‘Whorehoppin’ (Shit, Goddamn)’
‘I Got a Feelin (Just Nineteen)’
‘Stuck in the Metal’
‘Oh Girl’
‘Wannabe in L.A.’
‘Silverlake (K.S.O.F.M.)’
‘The Reverend’
‘Cherry Cola’
‘I Want You So Hard (Boy’s Bad News)’
‘Secret Plans’
‘Brown Sugar’
‘I Love You All the Time’
‘Save a Prayer’
‘Speaking in Tongues’

イーグルス・オブ・デス・メタルは、パリ同時多発テロ後、ヨーロッパ・ツアーの日程を再設定しており、そのなかには2月16日にオランピア劇場で行うパリへの帰還公演も含まれている。

11月13日にバタクランの会場にいた観客は無料で入場できる権利が与えられている。バタクランは今回のツアーに営業再開が間に合うことはなかった。

イーグルス・オブ・デス・メタルは今年のレディング&リーズ・フェスティバルへの出演も予定されており、これはUKでの唯一のフェスティバル出演となっている。

イーグルス・オブ・デス・メタルは昨年12月のU2のパリ公演でライヴ復帰を果たしている。バンドはボノに対して「ロックンロールの癒やす力を分けてくれたこと」に対して感謝し、パティ・スミスの“People Have The Power”を演奏している。

この際、イーグルス・オブ・デス・メタルの面々はパリのバタクラン会場を再訪も果たしている。

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