先日、アメリカの学校に通うある子供たちが学校に遅れてしまい、遅刻はブルース・スプリングスティーンのライヴのせいだと子供たちの父親は話している。
12歳と7歳の娘の父親であるパトリック・A・ピピノは、今月8日の夜にニューヨーク州オールバニのタイムズ・ユニオン・センターで行われたブルース・スプリングスティーンのライヴに2人の娘を連れて行ったという。
翌日2人は学校に遅れてしまい、父親は昨晩のライヴを遅刻の言い訳にしている。
音楽サイト「コンシークエンス・オブ・サウンド」によると、パトリック・A・ピピノは自身のフェイスブックに、学校側に説明した遅刻の理由をこう投稿しているという。「昨晩、イザベルはオールバニでブルース・スプリングスティーンとEストリート・バンドのライヴが聴けてラッキーだったよ。でも、彼が3時間半も演奏しなければ遅刻しなかったかもしれない」
そして、パトリック・A・ピピノは娘たちを遅刻させてしまった理由に対して次のように弁明している。「あまり良い言い訳じゃないかもしれないけど、例えば神が突然現れたら、どれだけの子供が学校に遅れるか、または休むと思う? そんな感じだよ」
先日、ブルース・スプリングスティーンはツアーのトロント公演で年配の観客をステージに招き上げている。
現在、ブルース・スプリングスティーンはEストリート・バンドと共にワールド・ツアーを敢行中だが、トロントのエア・カナダ・センターで行われた公演で、ライヴを楽しむ89歳の観客、イヴリンに光を当てた。スプリングスティーンは“Dancing in the Dark”の演奏中、ダンスをしてもらうために彼女をステージに上げている。
「コンシークエンス・オブ・サウンド」が報じた、その動画はこちらから。
この公演は「ザ・リバー・ツアー」の一部で、3月まで北米ツアーを行う予定で、ロサンゼルスで3月15日と17日に行われる公演が正規日程の最後となっており、先日中止になったマディソン・スクウェア・ガーデン公演の振替公演は3月28日に行われる。
『ザ・リバー』はブルース・スプリングスティーンにとって通算5作目のアルバムで、1980年に発表されている。昨年、同作は未公開音源や未公開ライヴ映像、新たなドキュメンタリーを収録した『ザ・リバー・ボックス~THE TIES THAT BIND: THE RIVER COLLECTION』をリリースしている。
2枚組の『ザ・リバー』はブルース・スプリングスティーンにとって初の全米1位を獲得したアルバムとなっており、今回の『ザ・リバー・ボックス~THE TIES THAT BIND: THE RIVER COLLECTION』には、1980年にアリゾナ州テンピで行ったコンサートから、24曲、2時間40分の映像が収録されている。
ザ・リバー・ボックス~THE TIES THAT BIND: THE RIVER COLLECTION』は12インチのボックスセットも発売されており、200枚を超えるスタジオやライヴの写真を収録した148ページのハードカバーのブックレットが同梱されている。
2010年にブルース・スプリングスティーンは、『闇に吠える街』の同様のボックスセット『闇に吠える街〜ザ・プロミス:ザ・ダークネス・オン・ジ・エッジ・オブ・タウン・ストーリー』もリリースしている。
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