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ジャック・ホワイトはドナルド・トランプ元大統領の動画でザ・ホワイト・ストライプスの音楽が使われたことについて、自身の音楽を使用しないように警告している。

ザ・ホワイト・ストライプスの“Seven Nation Army”は選挙集会へと飛行機で向かうドナルド・トランプ元大統領の動画で使用されている。

インスタグラムでジャック・ホワイトは次のように述べている。「ああ……私の音楽を使おうなんて考えることすら止めてくれ、ファシストよ。私の弁護士からこの件については訴状が届くだろう。あなたが抱える他の5000件の訴訟に加わることになる。マーゴ・マーティン、お仕事頑張ってくれ。アーリントンで退役軍人に無礼をはたらいた老いぼれドナルドには二倍のファック・ユーを。どんなことにも意味があるのだとしたら、すぐに軍の家族の票を失うべきだ」

最初のツイートは現地時間8月29日に投稿されたが、現在は削除されている。

ドナルド・トランプ元大統領は著作権で保護された楽曲を作者の許可なく使用してきており、先日、ビヨンセはドナルド・トランプ元大統領が自身の楽曲“Freedom”を使った動画を投稿したことを受けて、使用禁止命令を申請している。

“Freedom”については現地時間7月22日にカマラ・ハリス副大統領がデラウェア州ウィルミントンで開催された初めての選挙スタッフ集会で登場する時の入場曲として使用していた。

“Freedom”はビヨンセが2016年に発表した通算6作目となるアルバム『レモネード』に収録されており、ビヨンセはカマラ・ハリス副大統領の使用について許可を出している。

また、ドナルド・トランプ元大統領は自身のソーシャル・メディア「トゥルース・ソーシャル」のアカウントでテイラー・スウィフトが自身を支持しているかのような、AIによって生成された虚偽の画像を投稿している。

一方、フー・ファイターズはドナルド・トランプ元大統領の選挙集会で“My Hero”が使われたことについて支持していないことを表明したが、ドナルド・トランプ陣営は曲をかける「ライセンス」を得ていると主張している。

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