デヴィッド・ボウイは『ジギー・スターダスト』ツアーの映像を使った“Starman”のミュージック・ビデオが公開されている。
デヴィッド・ボウイによるジギー・スターダストとしての初のテレビ出演映像は47年を経て、2019年に公開されている。これは有名な『トップ・オブ・ザ・ポップス』出演の1ヶ月前にITVの『リフト・オブ・ウィズ・アイシャ』に出演したものとなっていた。
この映像は局によって保存されていなかったため、二度と観ることができないと思われていたが、視聴者によって録画され、5年前に古いコンピューター・テープから発見されており、BBCのドキュメンタリー『デヴィッド・ボウイ:ザ・ファースト・ファイヴ・イヤーズ:ファインディング・フェイム』で使用されている。
今回公開されたのは1972年から1973年にわたって行われた『ジギー・スターダスト』ツアーの映像で、フォトグラファーとして知られるミック・ロックが撮影したものとなっている。
パーロフォンは1972年発表のアルバム『ジギー・スターダスト』の初となるドルビー・アトモス・ヴァージョンをリリースすることが決定しており、それを記念してツアー映像からのビデオが公開されている。ドルビー・アトモス・ヴァージョンはBlu-rayオーディオで9月6日にリリースされる。
“Starman”のミュージック・ビデオはこちらから。
先日、デヴィッド・ボウイの妻であるイマン・アブドゥルマジドはデヴィッド・ボウイが2014年に描いた未公開の絵画の写真を投稿している。
この絵画は当時、フォトグラファーのジミー・キングによるデヴィッド・ボウイのポートレイトの背景で一部が使われていたのみで世間に露出していた。
この抽象的な絵画は黄色と青が鮮やかに散りばめられたものとなっていて、2016年1月に亡くなったデヴィッド・ボウイの署名が入っているのが確認できる。
今年、デヴィッド・ボウイの名を冠したパリの通りがデヴィッド・ボウイの77回目の誕生日に際して正式公開されている。
デヴィッド・ボウイの名前を通りにつけるという計画はファンを公言するジェローム・クーメ市長によって2020年に発表されていた。
「デヴィッド・ボウイ通り」は『ル・モンド』紙と『ロブス』誌の本社が入っている2つの近代的なオフィス・ビルを結ぶもので、ピエール・マンデ・フランス大通りに面しており、将来的にはオーステルリッツ駅とピティ・サルペトリエール病院近くのロピタル大通りを結ぶ橋につながる予定となっている。
この通りはデヴィッド・ボウイがUK以外では初めてとなる公演をパリで1965年に行ったこと、そして音楽、ファッション・チョイス、演劇的オーラ、ポピュラー・カルチャーに引き続き影響を与えていることに捧げられている。
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