Triple Gatefold 5886

ジョージ・ハリソンの息子であるダニー・ハリスンを中心に音楽界屈指のビッグ・ネームが一同に会し、2014年に開催されたジョージ・ハリスンのトリビュート・コンサート『GEORGE FEST』の映像作品より“Let It Down”の映像が公開されている。

このライヴは2014年9月28日にロサンゼルスのフォンダ・シアターで行われたもので、ザ・ビーチ・ボーイズのブライアン・ウィルソン、ノラ・ジョーンズ、ベン・ハーパー、ハートのアン・ウィルソン、ザ・キラーズのブランドン・フラワーズ、ジェーンズ・アディクションのペリー・ファレル、ザ・ストロークスのニック・ヴァレンシ、アル・ヤンコヴィックらが出演している。映像商品は2月26日にリリースされる。

リリースは5形態で発売されることになっており、2CD+DVD、2CD+Blu-Rayの限定デラックス・エディションと2CDの通常盤、そしてLP3枚組(180グラム重量盤/輸入盤)、デジタル・ダウンロードでリリースされる。日本盤CDは高品質Blu-spec CD2仕様となることも決定している。

“Let It Down”についてダニー・ハリスンはこう語っている。「今回 父の楽曲から幅広く いろんな曲を選んだ。“Let It Down”なんかはめったに演奏されないけど、僕の大好きな曲なんだ。最も偉大な楽曲ではないかもしれないし、最初に挙がる曲じゃない。他の名曲の間で埋もれている曲なのかもしれないけど、僕のお気に入りの曲なんだ。(このイベントは)多くの人の協力と愛で実現できた。父も喜んでるよ」

“Let It Down”の映像はこちらから。

以前に公開された“I Me Mine”の映像はこちらから。

“Here Comes The Sun”の映像はこちらから。

“Handle With Care”の映像はこちらから。

本作のプロデュースを手がけたのはダニー・ハリスンとデヴィッド・ゾンシャインで、ダニー・ハリスンはこうコメントしている。
「僕と同世代のミュージシャンが、小さなクラブで父のキャリアの中でもディープな楽曲を自由に演奏するショウを今までずっと思い描いていたんだ。そして、今回はまったく新しく鮮やかな形で、自分が一番大切に思ってきた音楽界のヒーローたちと再びステージを共にし、僕の人生で一番馴染みのある曲を演奏する自分がいた……皆さんにもこの録音を僕と同じように楽しんでもらえますように。父の曲に、今までできると思いもよらなかった最高の解釈が施されています」

ザ・ビーチ・ボーイズのブライアン・ウィルソンはこう語っている「ビートルズのジョージも好きだったが、“マイ・スウィート・ロード”は衝撃的だった。これまで聴いてきた中で最高の楽曲の1つだと思う。大きな影響を受けた彼の曲を歌えて光栄だよ」

ブライアン・ウィルソンは、4月に『ペット・サウンズ』再現公演のジャパン・ツアーを行うことも決定している。

来日公演の詳細はこちらから。

http://bw-japantour.com

リリースの詳細は以下の通り。

『ジョージ・フェスト:ジョージ・ハリスン・トリビュート・コンサート』
George Fest: A Night To Celebrate The Music of George Harrison
2016年2月26日発売予定  日本盤:高品質Blu-spec CD2仕様
完全生産限定盤:2CD+BD ¥5000+税 /2CD+DVD ¥4000+税
通常盤: 2CD ¥2800+税
LP(輸入盤):3LP  
デジタル:2CDと同内容 27曲収録
1. イントロダクション
2. オールド・ブラウン・シュー/コナン・オブライエン<TV「Conan」司会者)> (ビートルズ「ジョンとヨーコのバラード」B面収録曲)
3. アイ・ミー・マイン/ブリット・ダニエル<Spoon> (ビートルズ『レット・イット・ビー』収録曲)
4. サー・フランキー・クリスプのバラード/ジョナサン・ベイツ(feat.ダニー・ハリスン)(1970『オール・シングス・マスト・パス』収録曲)
5.サムシング /ノラ・ジョーンズ(ビートルズ『アビイ・ロード』収録曲)
6.セット・オン・ユー/ブランドン・フラワーズ<The Killers>(1987『クラウド・ナイン』収録曲)
7.イフ・ノット・フォー・ユー/ハートレス・バスターズ(1970『オール・シングス・マスト・パス』収録曲)
8. ビー・ヒア・ナウ/イアン・アストベリー<The Cult> (1971『リヴィング・イン・ザ・マテリアル・ワールド』収録曲)
9. ワー・ワー /ニック・ヴァレンシ<The Strokes>(1970『オール・シングス・マスト・パス』収録曲)
10.恋をするなら/ジェームスタウン・リヴァイヴァル(ビートルズ『ラバー・ソウル』収録曲)
11.アート・オブ・ダイイング/ブラック・レベル・モーターサイクル・クラブ (1970『オール・シングス・マスト・パス』収録曲)
12.サヴォイ・トラッフル /ダニー・ハリスン(ビートルズ『ホワイト・アルバム』収録曲)
13.フォー・ユー・ブルー/チェイズ・コール(ビートルズ『レット・イット・ビー』収録曲)
14.ビウェア・オブ・ダークネス /アン・ウィルソン<Heart> (1970『オール・シングス・マスト・パス』収録曲)

ディスク2
1.レット・イット・ダウン /ダニー・ハリスン(1970『オール・シングス・マスト・パス』収録曲)
2.ギヴ・ミー・ラヴ /ベン・ハーパー(1971『リヴィング・イン・ザ・マテリアル・ワールド』収録曲)
3.ヒア・カムズ・ザ・サン /ペリー・ファレル<Janes Addiction>(ビートルズ『アビイ・ロード』収録曲)
4.美しき人生 /アル・ヤンコヴィック(1970『オール・シングス・マスト・パス』収録曲)
5.ビハインド・ザット・ロックト・ドア/ノラ・ジョーンズ(1970『オール・シングス・マスト・パス』収録曲)
6.マイ・スウィート・ロード/ブライアン・ウィルソン<The Beach Boys>(1970『オール・シングス・マスト・パス』収録曲)
7.イズント・イット・ア・ピティ/ザ・ブラック・ライダー(1970『オール・シングス・マスト・パス』収録曲)
8.エニィ・ロード /ブッチ・ウォーカー(2002『ブレインウォッシュド』収録曲)
9.アイド・ハヴ・ユー・エニイタイム-/カレン・エルソン(1970『オール・シングス・マスト・パス』収録曲)
10.タックス・マン/コールド・ウォー・キッズ(ビートルズ『リボルバー』収録曲)
11.イッツ・オール・トゥー・マッチ /ザ・フレーミング・リップス(ビートルズ『イエロー・サブマリン』収録曲)
12.ハンドル・ウィズ・ケア /ブランドン・フラワーズ、ブリット・ダニエル、ダニー・ハリスン、ジョナサン・ ベイツ、ウェイン・コイン、アル・ヤンコヴィック(トラヴェリング・ウィルベリーズ『Vol.1』収録曲)
13.オール・シングス・マスト・パス /アン・ウィルソン、ダニー・ハリスン、カレン・エルソン、 ノラ・ジョーンズ&All(1970『オール・シングス・マスト・パス』収録曲)

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