ニール・ヤングはドナルド・トランプ元大統領が使用したことで異議を申し立てていた“Rockin’ In The Free World”をティム・ウォルズ副大統領候補が使うことに許可を出している。
現地時間8月21日にシカゴで開催された民主党全国大会でティム・ウォルズは副大統領候補に正式に指名されている。ティム・ウォルズのスピーチの後にはアリーナのスピーカーからニール・ヤングの“Rockin’ In The Free World”がかけられている。
CNNのジャーナリストであるケイトラン・コリンズによれば、“Rockin’ In The Free World”はティム・ウォルズが大好きな曲の一つとのことで、ニール・ヤングはカマラ・ハリス&ティム・ウォルズ陣営がこの曲を使うことを個人的に許可したという。
Did Tim Walz just conclude his historic speech by saying the Harris-Walz vision of America is basically the Liberal vision of Canada? Then they blasted Neil Young's Rockin' in the Free World? I'm pretty sure that's what just happened. Hey PP are you getting this? 🤣 🤣🤣 pic.twitter.com/QqhawLQXFX
— AMC 🇨🇦 (@AMCinHogtown) August 22, 2024
Neil Young gave special permission to Tim Walz to use Rockin' In The Free World at the Democratic convention. pic.twitter.com/iGKb6IT1s6
— Sarah Reese Jones (@PoliticusSarah) August 22, 2024
“Rockin’ In The Free World”は2015年にドナルド・トランプ元大統領によっても使われており、ニール・ヤングは使用の許可を出さず、何度も使用禁止命令を出したが、それでも使用を止めることはできず、何度も使われることとなっている。
2020年、ニール・ヤングはドナルド・トランプ元大統領に対して著作権侵害の訴訟を起こしている。「ドナルド・トランプ大統領の選挙活動は原告の曲を使用しないようにという発言を無視して、ライセンスがないまま意図的に曲の使用を続けました」
「選挙活動側は公の政治的催事で2曲を使用するライセンスや原告の許可をタルサで集会を行った時も持っていませんでしたし、今も持っていません」
ニール・ヤングは訴状で「意図的な著作権侵害で求めることのできる最大限の法定損害賠償」を求めている。
ニール・ヤングはドナルド・トランプ大統領の楽曲使用について「大統領が喋った後にまるで彼のテーマ曲のように“Rockin’ in the Free World”が流れるのを想像してみてくれ。私はそんなことのためにあの曲を書いたんじゃない」とも述べている。
ニール・ヤングは予期せぬツアー中止を経てステージに復帰することが発表されている。ニール・ヤングは9月に開催されるファーム・エイド・フェスティバルでステージ復帰を果たす予定となっている。
広告 【独占配信】エミー賞®史上最多18部門受賞の歴史的快挙!真田広之主演&プロデュース「SHOGUN 将軍」をディズニープラスで見る
Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.