テイラー・スウィフトは当局によって阻止されたテロ未遂事件によってウィーン公演が中止されたことについて「ひどく衝撃を受けている」とコメントしている。
ウィーンで予定されていた3公演はテロを計画していた2人の容疑者が逮捕された件に関連して中止されている。
テイラー・スウィフトは8月8日・9日・10日にエルンスト・ハッペル・シュターディオンで行う予定となっていた。しかし、主催者のバラクーダ・ミュージックは「全員の安全のために予定されていた3公演を中止する以外の選択肢はありません」と発表している。
テイラー・スウィフトはテロ未遂事件による中止についてコメントしておらず、ウェンブリー・スタジアムでの5公演をもって「ジ・エラズ」ツアーのヨーロッパ・ツアーを締めくくっている。
今回、インスタグラムでヨーロッパ・ツアーを振り返りながら、テイラー・スウィフトはテロ未遂事件によってウィーン公演が中止されたことについて言及している。「ロンドンでステージを歩いている時、感情はジェットコースターのようでした。ウィーン公演が中止になったことにはひどく衝撃を受けていました。中止された理由で私は新たな恐怖の感覚と途轍もない罪悪感で満たされることになりました。多くの人がこれらの公演を訪れる予定だったからです。でも、当局には感謝しています。彼らのおかげで、人命ではなく、コンサートを惜しむことになったからです」
テイラー・スウィフトは次のように続けている。「団結したファンの愛と一体感に心を打たれました。私はロンドン公演を観に来る50万人近くの人を守るためにすべてのエネルギーを向けることに決めました。私と私のチームはスタジアムのスタッフや英国当局と手を取り合って、その目標を達成するために毎日取り組みました。彼らがしてくれたすべてのことに感謝したいと思います。はっきりさせておくと、ライヴに来てくれるファンに危害を加えようとする人たちを刺激するかもしれないと思って、公の場で何かを話すつもりはありません」
「今回のような場合、“沈黙”とは自制心を示すことであり、自分を表現するのにふさわしい時期を待つことです。私の優先事項はヨーロッパ・ツアーを安全に終えることであり、そうできたと言えることに本当に安心しています」
主犯格の19歳の容疑者はウィーン南のテルニッツで逮捕されており、第二の容疑者はウィーンで逮捕されている。19歳の容疑者はイスラム国に忠誠を誓っていたことが広く報じられており、オーストリア内務省のフランツ・ルフ公安局長はオーストリアでのテロに関する「準備行動」があったことを当局は確認したと発表していた。
19歳の容疑者はテイラー・スウィフトのウィーン公演でテロを計画していたことを自供したとのことで、容疑者は多くの人を殺害しようとエルンスト・ハッペル・シュターディオンの外で自作の爆発物やナイフを使用しようとしていたという。容疑者宅の家宅捜索で化学薬品、爆発物、ナイフ、ナタが発見されたことも明らかになっている。
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