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テイラー・スウィフトは最新作『ザ・トーチャード・ポエッツ・デパートメント』より“I Can Do It With A Broken Heart”のミュージック・ビデオが公開されている。

ミュージック・ビデオはウェンブリー・スタジアム公演最終日となった8月20日の公演で初公開されている。同公演は「ジ・エラズ」ツアーのヨーロッパでの最終公演ともなっている。

“I Can Do It With A Broken Heart”は『ザ・トーチャード・ポエッツ・デパートメント』から2本目のミュージック・ビデオとなっていて、「ジ・エラズ」ツアーの舞台裏映像が使われており、楽屋の様子やリハーサル、ステージ上、観客がシンガロングする様子などの映像が使われている。

“I Can Do It With A Broken Heart”のミュージック・ビデオはこちらから。

8月20日のウェンブリー・スタジアム最終公演にはフローレンス・ウェルチとジャック・アントノフがスペシャル・ゲストとして出演している。

8月15日に行われたウェンブリー・スタジアム初日の公演にはエド・シーランがスペシャル・ゲストとして出演している。

テイラー・スウィフトはこの日の「サプライズ・ソング」のセクションでエド・シーランのことを「世界でも親友の一人」と紹介しており、2012年発表の『レッド』より“Everything Has Changed”を披露している。二人は2017年発表の『レピュテーション』から“End Game”も演奏しており、エド・シーランは自身の楽曲“Thinking Out Loud”も披露している。

「ジ・エラズ」ツアーは秋に北米で再開される予定で、最終公演は12月初旬にカナダのヴァンクーヴァーで行われる予定となっている。

「このツアーは間違いなく最も骨の折れる総括的な内容になったけど、人生でも最も楽しくて、最もやりがいのある、最も素晴らしいツアーになった。それがこのツアーだった」とテイラー・スウィフトは100公演目で語っている。

「自分でもこのことを口にして受け入れるのは初めてなんだけど、このツアーは12月で終わりを迎える。おしまい、ってね。現時点ではずっと先のことのようにも思えるけど、まだこのツアーの1公演目をやっているような気分だったりもする」

テイラー・スウィフトは次のように続けている。「このツアーは私の生活そのものになった。すべてが乗っ取られることになった。前は趣味なんかもあったけど、もう今は何だったのかも分からない。ステージじゃない時もやっているのは、自宅でソファに座って、気の利いたアコースティック曲のマッシュアップを考え、みんながどんなものを聴きたいのかを考えるということだった」

テイラー・スウィフトの「ジ・エラズ」ツアーはウィーンでの3公演がテロ未遂事件によって中止されている。

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