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マドンナは誕生日にポンペイの遺跡で巨大なパーティーを開催するという報道について「事実無根」と関係者が語っている。

マドンナについてはポンペイの街の古代遺跡にある築2200年以上の円形劇場で500人のゲストを招いて、バースデイ・パーティーを開催するのではないかと報じられていた。

報道を受けて、イタリアの歴史的、芸術的、環境的遺産の保護と促進を目的とする非営利団体であるイタリア・ノストラの代表者は歴史的に重要な遺跡をこのような形で使うことは「バカげている」として、主催者について「ポンペイを売り渡した」と批判している。

しかし、ユネスコの世界遺産センター当局は声明を発表して、こうした報道から距離を取っている。「ここのところ、国際的な有名人が500人のゲストと共に3万ユーロで円形劇場を貸し切って、ポンペイの遺跡で巨大なパーティーを開催するという噂が報じられていますが、遺跡公園はこれらの報道が事実無根であると明言しています」

マドンナは明日8月16日に66歳の誕生日を迎える予定で、ポンペイのカリメ・ロ・サピオ市長はイタリア紙『ラ・レプッブリカ』に対して「シンガーを迎える準備はできている」と語っていた。

ポンペイは西暦79年のヴェスヴィオ噴火で発生した火砕流によって6m近く地中に埋もれ、多数の住民が亡くなったことで知られている。

先月、マドンナは昨年直面した瀕死の健康状態についてインスタグラムで振り返っている。

マドンナは7月4日のアメリカ独立記念日に際してソーシャル・メディアに投稿を行っており、その中で昨年の健康問題について言及している。「1年前の今日は命を脅かすような健康問題から生き延びて、退院して自宅に戻ってきた日だった。一杯の飲み物を持って裏庭に立つのがやっとだった。そこから奇跡的に回復して、素晴らしい1年になった。神様、ありがとう。人生は美しい!」

マドンナの健康問題については詳細を明らかにされいないものの、マドンナは深刻な細菌感染症のために入院して、昏睡状態に陥り、集中治療室で治療を受けたことが明らかになっている。

親族は「最悪の事態に備えていた」とも報じられていたが、そこから全快して、「セレブレイション」ツアーをヨーロッパからスタートさせている。

マドンナは初めて“Like A Prayer”が映画『デッドプール&ウルヴァリン』で使われており、サウンドトラックでは2つのリミックス音源も公開されている。

また、マドンナは伝記映画のプロジェクトを再開させたことが明らかになっている。

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