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ポーティスヘッドのジェフ・バーロウはカニエ・ウェストとタイ・ダラー・サインによるアルバム『ヴァルチャーズ2』で許可なくポーティスヘッドがサンプリングされていることを指摘している。

カニエ・ウェストとタイ・ダラー・サインはリリースがかねてから延期されてきた『ヴァルチャーズ』シリーズの第二作が現地時間8月3日にリリースされている。

アルバムは三部作で第二作と第三作が3月8日と4月5日にリリースされる予定だったが、実現しておらず、『ヴァルチャーズ2』も直前までリリースは延期されていた。

『ヴァルチャーズ2』がリリースされたことを受けて、ジェフ・バーロウもソーシャル・メディアでアルバムへの反応を示している。

ジェフ・バーロウはドン・トリヴァー、コダック・ブラック、プレイボーイ・カルティが参加している“Field Trip”の音源を投稿しており、ポーティスヘッドの“Machine Gun”がサンプリングされていることについて、「マジかよ。勘弁してくれよ」と許可を出していないことを示唆している。

インスグラムでジェフ・バーロウは「彼は自分のビートをなんで書けないんだ?」とも述べている。

アルバムのストリーミングはこちらから。

ジェフ・バーロウは2013年にもザ・ウィークエンドの“Belong To The World”が許可なく曲を使っていることを非難している。

ジェフ・バーロウは次のように述べている。「サンプリングしたいと尋ねて断られたのなら、同じアーティストとして使わない敬意を持つべきだ」

ザ・ウィークエンドのファンからサンプリングの許可を出すのにより金銭を求めているのではないかという意見が出たことを受けて、ジェフ・バーロウは次のように応じている。「自分の気に入った曲にはサンプリングの許可を出してきた。お金とはまったく関係ない」

「その大半はお金のないヒップホップ・アーティストだったりする。今回は曲のプロモーションに使われているような気がするんだ。もう黙るけどね」

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