エアロスミスはツアーから引退することを発表して、バンドとしての声明を公開している。
エアロスミスは昨年9月からフェアウェル・ツアーを開始したが、スティーヴン・タイラーの声帯の深刻な損傷のために残りのツアー日程を延期していた。エアロスミスはツアーの延期を発表する際に次のように述べている。「残念ながらスティーヴン・タイラーの声帯の損傷は当初考えていたより深刻なものでした。医師は声帯の損傷に加えて、治療が必要な咽頭の骨折があることを確認しました」
「速やかに回復させるために最高の治療を受けていますが、骨折の性質上、我慢が必須だと言われています」
エアロスミスは今年の9月からツアーを再開させて、2025年2月までツアーを行う予定となっていた。
しかし、今回エアロスミスはツアーから完全に引退することを発表して、バンドとしての声明を公開している。
https://x.com/Aerosmith/status/1819483168124072443
「インスピレーションの火花がエアロスミスになったのは1970年のことだった。我々のブルー・アーミー、ありがとう。その火花は炎となり、50年以上にわたって燃え続けてきた。結成当初から私たちと共に歩んできた人もいるだろうし、みなさんこそが私たちがロックンロールの歴史を作ることのできた理由だった」
「私たちの音楽がみなさんの一部になれたことは私たちの人生の栄誉だった。どのクラブでも、どんな大規模なツアーでも、プライベートの愉快な時間であっても、みなさんは私たちを人生のサウンドトラックにしてくれたんだ」
「常にパフォーマンスでみなさんを圧倒したかった。御存知の通り、スティーヴンの声は他の誰とも違う楽器だ。彼は痛める前の状態に自分の声を戻そうと何ヶ月もたゆまぬ努力をしてきた。彼には最高の医療チームがいたにもかかわらず、苦しんでいた。そして、悲しいことに彼の声の損傷は全快できないことが明らかになった。私たちはバンドの仲間として困難で胸の痛む、でも必要な決断をすることにした。ツアーからは引退することにしたのです」
「最後にもう一度だけ一緒にツアーに参加しようと楽しみにしていた全員には言葉を超えて感謝したい。エキスパートのクルー、素晴らしいチーム、歴史的な公演をやろうとしてくれた才能ある多くの人々にも感謝している。最後の感謝はみなさんだ。地球で最高のファンだった。私たちの音楽を大音量で今もこれからもかけてほしい。夢を見続けてくれ。みなさんが私たちの夢を実現してくれたんだ」
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