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ゴジラはパリ五輪の開会式で披露したパフォーマンスについて「メタル界全体を体現する」プレッシャーがあったと語っている。

ゴジラは現地時間7月26日に行われたパリ五輪の開会式でオペラ歌手のマリーナ・ヴィオッティと共に“Ah, Ça Ira”のパフォーマンスを披露している。

「きっと大丈夫」という意味を持つ“Ah, Ça Ira”はフランス革命の際に広まった曲で、フランスの政治と自由の歴史に焦点を当てた「自由」のセクションに組み込まれていた。

ゴジラは城の壁面に登場して、血を表す赤の布と炎に囲まれる仲でパフォーマンスを行っている。ヘヴィ・メタルのバンドは五輪の開会式でパフォーマンスを披露するのはゴジラが初めてとなっており、『レ・ミゼラブル』のパートと斬首されたマリー・アントワネットが歌う場面の後にパフォーマンスは行われている。

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ゴジラのフロントマンであるジョー・デュプランティエは今回『ニューヨーク・タイムズ』紙のインタヴューで世界的なテレビ中継となる開会式への出演を引き受けたことでジャンル全体とファンを体現するプレッシャーがあったと語っている。

ジョー・デュプランティエは今回のパフォーマンスを「世界的な舞台でメタル・コミュニティ全体」を誇りに思ってもらえるものにしたかったと語っており、フランス革命の時代と関連した“Ah, Ça Ira”はふさわしい曲だったと述べている。

「フランスの歴史においても血なまぐさい時代であり、それってすごくメタルだよね」とジョー・デュプランティエは語っている。

開会式の後にゴジラはインスタグラムで次のように述べている。「パリ! 忘れられない体験になった。人生で一度きりの体験だよ。ありがとう、パリ。あそこからの見栄えは素晴らしかったよ」

賛否両論が寄せられている開会式ではレディー・ガガが“Mon Truc En Plumes”を披露したほか、セリーヌ・ディオンはエディット・ピアフの“L’Hymne A L’Amour”のカヴァーで開会式を締めくくっている。

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