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セリーヌ・ディオンはパリ五輪の開会式でステージに復帰するのではないかと報じられている。

現地時間7月22日、セリーヌ・ディオンはフランスのパリに到着したところを目撃されており、同じく開会式への出演が噂されているレディー・ガガと同じホテルに滞在しているという。

『ヴァラエティ』誌は出演に関する詳細については明らかにされていないものの、セリーヌ・ディオンが開会式に出演すると報じている。セリーヌ・ディオンの出演は現時点でオリンピック委員会から正式に発表されていない。

こうした報道が事実であれば、セリーヌ・ディオンのパフォーマンスは数年ぶりのものとなる。セリーヌ・ディオンは6月25日に2022年12月に診断されたスティッフパーソン症候群について取り上げたドキュメンタリー『アイ・アム セリーヌ・ディオン 〜病との戦いの中で〜』がアマゾン・プライム・ビデオで配信されている。スティッフ・パーソン症候群は脳と脊髄に影響を及ぼし、筋肉の硬直、姿勢の問題、感覚の問題、そして痛みを伴う痙攣を引き起こす。

1966年のアトランタ五輪でセリーヌ・ディオンは“The Power of the Dream”を披露している。

ドキュメンタリーでは歌おうとするとセリーヌ・ディオンが泣き出してしまうシーンも収録されている。「呼吸をする時は肺も問題ないんだけど、スティッフパーソン症候群のために肺の前にある部分が硬直してしまう」

セリーヌ・ディオンは泣きながら次のように続けている。「それが今起きていることで、人に見せるのはとても難しい。大丈夫だと思うけどね。素晴らしいものもあるから」

セリーヌ・ディオンはインスタグラムでもスティッフパーソン症候群を「最もつらかった体験の一つ」だとして「できるだけ通常の生活をしようとしている」と述べている。「自己免疫疾患を克服しようとすることは、私の人生で最も辛い経験のひとつでしたが、いつかまたステージに立つという決意は変わりません」

今回のパリ五輪とドキュメンタリーのプレミアを除くと、セリーヌ・ディオンが公の場に立ったのは2024年のグラミー賞授賞式で、テイラー・スウィフトに最優秀アルバム賞を手渡している。

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