ザ・ローリング・ストーンズは、アメリカ大統領選挙候補であるドナルド・トランプによって彼の政治的イベントで音楽を使われたことに対して距離をとった最新のアーティストとなっている。
ドナルド・トランプの選挙運動はこれまでに数々の議論を読んでおり、集会での楽曲使用についても議論を呼んでいる。アデル、ニール・ヤング、R.E.M.、エアロスミスといった多くのミュージシャンが集会での楽曲使用について異論を唱えてきた。
「ザ・デイリー・ビースト」によれば、ドナルド・トランプは集会でザ・ローリング・ストーンズのヒット曲3曲、“You Can’t Always Get What You Want”、“Sympathy for the Devil”、“Brown Sugar”を使用していると報じられている。
「ザ・ローリング・ストーンズは楽曲の使用について許可を求められていません」とザ・ローリング・ストーンズのスポークスマンであるフラン・カーティスは「ザ・デイリー・ビースト」に語っている。
過去にもザ・ローリング・ストーンズはドナルド・トランプに対しての異論を口にしており、昨年キース・リチャーズは米『ビルボード』誌に次のように語っている。「ドナルド・トランプが大統領になるのを想像できるかい? 最悪の悪夢だろ。でも、そんなことは言えないんだ。だって起こりうることだからね」
一方、ジョニー・デップがドナルド・トランプを風刺する映画で主演している。
この作品は『ザ・アート・オブ・ザ・ディール』と題されたもので、ドナルド・トランプが1987年に刊行した著書と同名となっており、ジョニー・デップはドナルド・トランプを演じる。撮影は昨年12月に行われており、2月10日に放映された。
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