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ノエル・ギャラガーはライヴで弟のリアム・ギャラガーのように歌えるという観客に苦言を呈している。

この観客とのやり取りは現地時間7月18日にウィガンのロビン・パーク・アリーナで行われたものとなっていて、ノエル・ギャラガーはライヴでファンと会話をする時間となっている。

「何だって? 次にくるのはお前だって? 誰がそんなこと言っているんだ? お前の母親かよ?」とノエル・ギャラガーは語っている。

「まずはお前の髪型を直せよ。どうして次にくるのはお前なんだよ?」とノエル・ギャラガーは笑いながら語っている。「みんなに気に入られるって? 俺のほうが好かれるだろうけどな」

「お前って歌えるのか?」とノエル・ギャラガーは続けて尋ねている。「どんな声なんだ? フランク・ブルーノか? どんな声なんだ? 俺以外で好きなシンガーは誰なんだ?」

観客はリアム・ギャラガーと答えたと見られ、それにノエル・ギャラガーは次のように応じている。「ウチの奴か? あいつみたいな声なのか?」

ノエル・ギャラガーは眉をひそめながら次のように続けている。「いや、無理だろ。誰もあいつみたいに歌えないよ」

このノエル・ギャラガーと観客のやりとりを受けて、ファンがリアム・ギャラガーに「これを見ましたか?」と訊くと、リアム・ギャラガーは「俺はすべてを見ている」と応じている。

先日もノエル・ギャラガーは観客の中にいたミュージシャン志望の人物と話をする映像がオンラインにアップされている。

ノエル・ギャラガーは自身の作品が入ったCDを手渡そうとしてきた観客と話しながら、冗談交じりに対応している。

「バンドをやっているのか? そうか、バンドをやっていないのか。じゃあ、CDには何が入っているんだ?」とノエル・ギャラガーはその観客に語りかけている。「ソロ・アーティストってことだよな? そんな髪型なのに?」

その観客が自分の髪型はノエル・ギャラガーを参考にしたものだと伝えると、ノエル・ギャラガーは次のように応じている。「何だって? 俺を真似たのか? どこがだよ。全然、俺みたいな髪型じゃないよな。何を言っているんだよ。お前はパーマだしな」

サムという名前で活動しているというそのミュージシャンをからかった後、ノエル・ギャラガーは自身の娘をステージに上げて演奏させようとする母親のリクエストにも対応している。「お前の娘にギターを弾かせようというのか? 正気かよ。クラックでも吸っているのか? 君の母親だよな。彼女っていつもこんなにうっとうしいのか?」

「よし、他に才能のある奴はいるか。列を作ってくれ、一人ずつな……ここは『Xファクター』でも『カーディフズ・ゴット・タレント』でもないんだよ」

ノエル・ギャラガーはフジロックフェスティバル ‘24に出演することが決定している。

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